日本女子のエース・神野引退

　スピードスケート・ショートトラックでトリノ五輪女子千五百メートル７位の神野由佳（２７＝綜合警備保障）が現役引退を発表した。所属先も今月末で退職し、今後は教員や指導者を目指し、カナダなどに留学する予定。「トリノ五輪入賞後、気力、体力を含めてモチベーションの維持が大変難しくなってきたため」と引退理由を説明した。神野は全日本選手権で０３年から総合５連覇するなど日本女子のエースだったが、今季は若手の台頭で同選手権６連覇を逃した。