V字ジャンプ普及 中村圭彦氏死去

[ 2008年3月25日 21:54 ]

 元全日本スキー連盟理事の中村圭彦(なかむら・きよひこ)氏が25日午前9時40分、老衰のため札幌市豊平区の病院で死去。81歳だった。札幌市出身。自宅は豊平区豊平3条1の1の13。通夜は26日午後6時、葬儀・告別式は27日午前9時から、ともに札幌市中央区南6条西2の1、札幌中央斎場で。喪主は長男圭志(けいし)氏。

 2度目のジャンプ部長を務めた92年アルベールビル冬季五輪で、スキー板を開いたV字ジャンプと助走速度の低速化への対応の重要性を説き、98年長野冬季五輪などでの日本の隆盛につなげた。札幌の大倉山や長野の白馬などジャンプ台設計にも携わった。国際スキー連盟ジャンプ委員会名誉委員。

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2008年3月25日のニュース