世界距離別 加藤、長島らが調整

[ 2008年3月4日 18:16 ]

 スピードスケートの世界距離別選手権(6日開幕)の公式練習が4日、会場の長野市エムウエーブで行われ、日本勢は男子の加藤条治や長島圭一郎、女子の吉井小百合(以上日本電産サンキョー)大菅小百合(大和ハウス)田畑真紀(ダイチ)らが調整した。

 7日の男子五百メートルで優勝の期待が懸かる加藤は、時折笑みが浮かぶなどリラックスした雰囲気。約1時間、スタートやカーブの滑りを確認し、軽めの調整で終えた。加藤や長島の強敵となるジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)も氷の感触を確かめた。
 大会は9日までの4日間で、男女各6種目を実施する。

 ≪加藤、和やかなムード≫注目の男子五百メートルは大会第2日の7日に行われる。日本選手で最も優勝に近い加藤は、練習に参加した清水宏保(NEC)と談笑するなど終始和やかなムード。緊張感は本番が近づくにつれて高まっていきそうだ。
 シーズン序盤は故障もあって出遅れたが、完全に復調した。「調子はボチボチ上がってきている」と手応えを口にした。

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2008年3月4日のニュース