冨田 あん馬で落下無念の予選落ち

[ 2008年3月4日 15:54 ]

 体操の種目別で争うワールドカップ(W杯)シリーズのカタール国際は4日、ドーハで男女の予選が始まり、2005年世界選手権の男子個人総合王者で今年初戦の冨田洋之(セントラルスポーツ)はあん馬で落下し、14・475点にとどまり、無念の予選落ちとなった。

 2006年アジア大会種目別で優勝を果たした同じ会場で日本のエースは注目を集めたが、旋回技を終えて移動技に入るところで落下。8位以内の決勝進出はならなかったが、実戦感覚がつかめて「全体的な出来としてはまあまあ。動きが良かっただけに(演技終盤に)失敗したのが残念」と話した。

 昨年の世界選手権代表の沖口誠(日体大)が北京五輪テスト大会で優勝した床運動で16・000点のトップで8位以内の決勝進出を果たした。中瀬卓也(徳洲会)も床運動とつり輪で予選突破。
 日本からは男子4人が出場し、冨田は後半の鉄棒にも出場。

(共同)

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2008年3月4日のニュース