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辛坊治郎氏 議員定数削減に隠れたカネの“からくり”に憤り「増えるってことですよね?」

[ 2025年12月8日 20:12 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(69)が8日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、議員定数削減の陰に隠れがちなカネにまつわる事実に憤りを口にした。

 自民党と日本維新の会の与党両党が5日、衆院に提出した議員定数削減に関する法案では、衆院の定数を現在の465議席から少なくとも45以上減らすことが明記されている。1年以内に結論が出ない場合には、小選挙区25議席、比例20議席を自動的に削減する条項を盛り込まれている。維新は「改革のセンターピン」と意気込んでいるが、削減には疑問の声が上がっている。

 そんな中で辛坊氏は、「この間から引っかかっているところがあって」と前置きし、政党助成金に対する釈然としない思いを明かした。

 政党助成金は人口に250円を掛けた額が各政党に交付される決まりで、辛坊氏は「国会議員の数が1割減ったら、政党助成金の総額は、国民の数×250円で、政党助成金の総額は変わらないわけだから各党は国会議員の数は減っても、政党助成金は減らないんじゃないだろうか」と疑問を投げかけた。

 ゲストの政治ジャーナリスト田崎史郎氏は「一方で人口が減っているから」と説明したが、辛坊氏は「今年と去年なら(人口はほぼ)変わらない。45削減になると、政党助成金も1割削減になるかというと、メカニズム的にはそうはならないんですよね?そうなると、1人当たりの国会議員の政党助成金の額が増えるってことですよね?」と、さらなる疑問を口に。「はあ…何だか、納得いかないことがいっぱいあるんですよ、この議論って」とため息をついた。

 また辛坊氏は、国会議員1人当たり月100万ずつ配られ、領収書の提出等も必要ない調査研究広報滞在費(旧文通費)にも言及。「所得にするなら、国会議員の所得で、税金も社会保障も負担しろよという話になる。そういうのを1割削減するなら、もの凄く分かりやすいのに、国会議員の数を1割減らすということにどれだけの正義があるのか。政党助成金は増えるわけでしょう?意味ないじゃないですか?」と声を荒らげた。

 人口当たりの国会議員数を比べると、日本は17.5万で主要7カ国(G7)では6番目の少なさ。国民の声を国会の場に上げる代表者の数が減ることから、安易な削減には疑問の声が上がっている。辛坊氏も「減らすよりも、歳費及び総額から1割削減するなら、削減できる額は一緒で、国民の代表の数は減らないわけだから、合理性ではそっちの方があるよねって話ですよね」と訴えていた。

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