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立民・辻元清美氏 高市首相の危うさ指摘「同じ考えの人たちばかり」「台湾有事の発言も…」

[ 2025年12月4日 21:10 ]

立憲民主党の辻元清美氏
Photo By 提供写真

 立憲民主党の辻元清美参院議員(65)が4日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に生出演し、高市早苗首相の政権運営に感じる危うさについて私見を述べた。

 高市首相誕生から約1カ月半。就任直後の日米首脳会談などを乗り越えた後は、補正予算では21.3兆円規模の経済対策を決定。責任ある積極財政の旗印の下、大胆な対策に打って出た。一方で、台湾有事を巡る発言で日中関係に無用な緊張感を生んだり、ハードワークぶりを周囲から心配される一面も指摘されている。番組では高市首相就任からの出来事を映像で紹介した。

 高市氏との関係について、辻元氏は「付き合いも長いですけど、40年くらい。廊下でばったり会うて、“お互い古いなあ”って言ってる」と明かした。

 一方で、高市氏の政権運営については「私は無理しすぎて危うさを感じています」と懸念も口にした。「無理しすぎというのは、あんまり寝てへんとか、そういうことだけじゃなくて、自分を大きく、強く、必要以上に見せようとしすぎているということ。これは総理大臣として、あまり自分を大きく強く見せようということは、高転びする可能性も十分ある」と理由を語った。

 また閣僚人事については、「第1次安倍政権に似ている」と評した。イデオロギー、距離が近い人材を重用し、“お友達内閣”と揶揄された同政権と比較。「実際、彼女の周りを見ていると、木原(稔)官房長官だったり、城内(実経済安保担当相)さんだったり、自分と考え方がよく似た、財政出動、対中強硬路線、タカ派という人たち、右派という人たちを周りの要所要所に据えている。麻生(太郎)さんもそうだけど」。その上で「安倍さんのよく似た第1次政権は、“美しい国”とか言って、全開で行こうとして転んじゃった」と指摘した。

 辻元氏の見解では、第2次安倍内閣は「全然違った」という。安保法制の議論では、考えが真逆の谷垣禎一氏をあえて幹事長を据え、対中政策では二階俊博氏を交渉役に。自身はトランプ対策を担い、両大国とのバランスを取った。一方で、国対委員長はは森山裕氏で、当時同じく国対委員長だった辻元氏も「相当野党と親和性があって、野党の顔も立てつつ、やるのが上手な方を周りに据えた」と評するバランス感覚だったという。

 翻って高市内閣は「自分たちと同じ考えの人たちばかりをそろえて、何でも自分の唯我独尊じゃないけど、(そういう)感じでやっていきたいというのが見えている」と懸念。「これは危ういんじゃないかと。台湾有事の発言も、その一つではないかと思っていまして。危うさを感じていますね。安定感があんまりない」と警鐘を鳴らした。

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