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首相指名選挙始まる 自民・維新連携でも過半数届かず、無所属会派が鍵

[ 2025年10月21日 13:10 ]

 第104代首相を選出する首班指名選挙が、21日午後1時から衆院本会議で始まった。

 昨年10月の衆院選で与党が過半数を割り込んで以来、政局は流動化している。衆院では、最大会派の自民党(196議席)が日本維新の会(35議席)と連携しても、過半数(233議席)に2議席届かない。新首相が誰になるにせよ、少数与党での政権運営を余儀なくされる見通しで、政権発足当初から厳しいかじ取りを迫られることになる。

 選挙の行方の鍵を握るのは、20日に解散した衆院会派「有志・改革の会」に所属していた無所属議員(7議席)の動向。自民・維新連合がこの会派から最低2人の支持を取り付けられるかが、第1回投票で決着するかどうかの焦点となる。

 一方、野党側は立憲民主党(148議席)が独自候補を擁立する構えで、国民民主党(27議席)や、連立政権を離脱した公明党などの投票行動も注目される。

 首相指名選挙は、国会議員による投票で内閣の首長を指名する手続き。衆参両院でそれぞれ投票が行われるが、指名が異なった場合は両院協議会で協議され、まとまらなければ憲法の規定により衆議院の議決が優先される(衆院の優越)。いずれの候補者も過半数に届かなければ、上位2人による決選投票が実施される。

 昨秋の衆院選後に行われた首相指名選挙では、30年ぶりに決選投票にもつれ込み、石破茂氏が野田佳彦氏を破り首相に選出された。

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