×

【参院選】自民 鹿児島で議席守れず 「消費税守る」森山幹事長お膝元で…1人区変更後初の敗北

[ 2025年7月20日 20:06 ]

 参院選が20日、投開票され、鹿児島選挙区では自民党が1人区に変更後、初の敗北が確実となった。

 自民党への逆風は、石破政権を支える実力者の地元でも、強烈に吹き荒れた。森山裕幹事長の“お膝元”として知られる鹿児島。これまで同区は2001年に2人区から1人区に変更されて以降、毎回自民党候補が議席を獲得してきた保守王国だった。今回は元職の園田修光氏を擁立したが、議席を奪われる形となった。

 自民は公約に国民1人当たり2万円の給付を掲げ、野党各党が取り上げている消費減税や廃止について「無責任だ」と批判していた。特に森山氏は「消費税を守り抜く」と高らかに宣言。その強烈なパワーワードはSNSでもトレンド入りし、さまざまな意見が上がっていた。

 園田氏は、その森山幹事長と親しい間柄。党関係者は「この結果を受け森山幹事長の影響力が落ちるのは確実」と話している。

 皮肉なことに、当選を確実にしたのは、無所属新人の尾辻朋実氏(44)だった。今季限りで引退する厚労相や参議院議長などを歴任した自民党の現職・尾辻秀久氏の三女。当初は自民党県連の公募に手を上げたものの、支援を受けられず、立憲民主党の推薦を受けて戦う道を選んだ。自民にとっては、蹴った候補に議席を奪われるという、ショックの大きい敗北となった。

 今回の参院選は、改選124議席に加え、欠員が出ていた東京選挙区の1議席を加えた125議席を522人の候補が争った。19日に締め切られた期日前投票では、全体の25.12%の2618万1865人が投票。有権者の関心の高さをうかがわせた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

社会の2025年7月20日のニュース