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【参院選】泉房穂前明石市長が初当選 覚悟の第一声「万歳はしません…今ではなく国民が笑顔になってから」

[ 2025年7月20日 20:04 ]

早々に当確を決め、花束を持って笑顔の泉房穂氏
Photo By スポニチ

 兵庫県明石市の前市長で無所属の泉房穂氏(61)が過去最多13人が立候補した兵庫選挙区(改選3)で初当選を果たした。

 早々に当確を出し、神戸・元町の選挙事務所に現れた泉氏は笑顔いっぱいも万歳はなし。スタッフに感謝しながら「私の仕事は今日がスタート。万歳はしませんでした。万歳は今ではなく国民が笑顔になってから改めて万歳したい」と表情を引き締めての喜びの声だった。

 兵庫選挙区は昨年11月、パワハラ疑惑などを巡って辞職、再選を果たした斎藤元彦知事(47)の再選選挙戦に端を発し複雑な事情がからんでいたが絶大な知名度、明石市長時代の実績で泉氏が激戦区の一角を圧勝で勝ち抜けた。

 結果は圧勝だったが、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。出馬表明直後は立憲民主党、国民民主党、その両方の支持母体である連合兵庫の3者が全面支援する方向でまとまりつつあり早くから「当確」をつかんだかに見えていた。しかし、出馬会見で「なぜ無所属か?」と問われ「魅力的な政党がないから」とぶった切ったことで国民民主が激怒。独自に元経産省職員で新人の多田ひとみ氏(45)を擁立され、刃を向けられた。

 さらに、斎藤知事への援護射撃で「二馬力選挙」を展開したNHK党党首の立花孝志氏(57)が今度は泉氏を敵視。「後追い演説」でのネガティブキャンペーンを明言した。

 そのため、泉氏は演説スケジュールを公表できず「ステルス選挙」を展開せざるを得なかったのだ。それでもSNSを駆使し、ゲリラ的だが県内41市町に足を運ぶ精力的な活動が県民に浸透。混迷を極めた選挙区を地道な手法で勝利した。

 元来、兵庫は改選数が1増の「3」となった2016年から自民、公明、日本維新が牙城を守ってきた“安定区”だった。しかし、今回はこの3党が終盤まで安全圏に食い込めず混迷を極めていた。

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