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日本代表初招集の21歳・塩貝健人 狙う“最年少”デビュー弾「ストライカー1番手を取りに行く」

[ 2026年3月26日 04:30 ]

<日本代表練習>ダンバートン城を横目に練習する塩貝(撮影・小海途 良幹)
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 英国遠征中の日本代表は24日、ダンバートンで現地入り後の初練習を行った。初招集のFW塩貝健人(21=ウォルフスブルク)は森保一監督(57)の期待するジョーカーではなく先発奪取に意欲。21歳2日で迎えるスコットランド戦でJリーグ創設後の日本代表最年少デビュー弾を狙う。DF冨安健洋(27=アヤックス)はケガで参加を辞退。体調不良のMF佐藤龍之介(19=FC東京)を除く26選手が汗を流した。

 ジョーカーではなくエースの座を奪いに行く。W杯開幕まで3カ月を切ったタイミングの初招集。スピードと決定力が武器の塩貝は流れを変える役割にも適性があるが「ストライカーとして1番手を取りに行く。最初からサブでW杯に出ようなんか思っていない。自分ならできる」と強気に言い放った。1月まで在籍したオランダ1部NECナイメヘンでは途中出場から7得点。切り札として期待する森保監督の構想の上を行くアピールを誓った。

 時速36・2キロのスピードは22年W杯カタール大会の日本代表で最速だった伊東の34・1キロを上回る。スプリント力を上げるため、陸上男子100メートル世界記録保持者ボルトを分析。フォームや発達している筋肉の部位を参考に武器を磨き、馬力ある走りを手にした。この日の練習は雨でぬかるんだピッチ。「沼っていたので足が疲れた」と振り返ったが、MF堂安から「この方が得意そうじゃん」と声をかけられるなど周囲からも特長は理解されている。

 26日が21歳の誕生日。スコットランド戦で得点すれば19年に菅大輝の記録した21歳95日を抜くJリーグ創設後の日本代表最年少デビュー弾となる。前回22年W杯カタール大会時は国学院久我山高の3年で高校選手権に向けて奮闘していた。24年夏に慶大を休学してNECに移籍。1月に欧州5大リーグのドイツ1部にステップアップした野心家は「この4年間で自分でも驚くくらい環境が変わった。今度は自分が夢を見せる側になれれば」と力を込めた。プレーと同様の猛烈なスピードで出世街道をひた走る。

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