×

川崎F、観客動員新記録で悪夢の5失点完敗 小林悠はブーイングに「応援当たり前だと思っちゃいけない」

[ 2026年3月22日 23:02 ]

明治安田J1百年構想リーグ第8節   川崎F 0―5 横浜M ( 2026年3月22日    MUFG国立 )

川崎F・小林悠
Photo By スポニチ

 東地区6位の川崎フロンターレが悪夢の大敗を喫した。MUFG国立をホームに8位横浜F・マリノスを迎えた“神奈川ダービー”に0―5で完敗した。

 開始直後にDF松長根がネットを揺らした場面がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオフサイドと判定されて先制点を逃すと、前半に一瞬の隙を突かれて失点。前半は互角に戦って0―1で折り返したが、後半8分に追加点を許して0―2。ここから失点を重ねて0―5とされ、さらにリードを広げられてもおかしくないほど再三、危ない場面を迎えた。

 19日にDF佐々木の負傷離脱が発表され、守備改善の目玉として今季加入したDF谷口は開幕から初めて先発を外れてベンチ外。DFウレモビッチも2戦連続でメンバー入りを見送られ、故障明けから短期間で2戦連続フル出場した36歳のDF丸山はベンチスタートとなった。この日は21歳の松長根とU―18チームから昇格したプロ1年目で18歳の林が初出場初先発でセンターバックを形成。0―2の同16分に両サイドアタッカーの交代に加え、林を下げて丸山を投入したが、その後も3失点と苦戦が続いた。

 デビュー戦でプロの洗礼を浴びる形となった林は「こんな申し訳ない結果になって反省しないと。一瞬の判断のところで失点してしまったり、自分の甘さが見えた試合。1本のところで質の高さを見せつけられた。重く受け止めないといけないゲーム」と漏らした。

 この日は2019年に新たな国立競技場が誕生してから川崎Fとしては初めてホーム会場として使用。5万275人が来場し、従来のクラブ最多記録だった2016年6月25日の大宮戦(等々力)の2万6612人を大幅に上回る新記録となったが、試合後はそのスタンドから珍しくブーイングが起こった。

 J1優勝4度など黄金時代を支えてきた38歳のベテランFW小林は「(ブーイングは)初めてぐらいの経験。されて当たり前だと思うし、何も言い返せない」と嘆いた。さらに「簡単に切り替えちゃいけない。5―0ってそんな簡単なことじゃない」と厳しい表情で指摘。ピッチ外でのイベント開催など各部署のスタッフやサポーターの尽力もあって実現した観客動員新記録の舞台に自身も後半31分から今季初出場を果たしたが「これだけ盛り上げてもらって、この結果と内容では…。応援してもらって当たり前だと思っちゃいけない」と自戒を込めた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2026年3月22日のニュース