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中村俊輔氏 横浜FC退団から2カ月半 学びの日々「今まで気づかなかったことを気づいたりする」

[ 2026年2月26日 04:45 ]

今月、U―18Jリーグ選抜のコーチを務めた中村俊輔氏
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 【月刊中村俊輔 2月号】昨季限りでコーチを務めた横浜FCを退団し、現在フリーで活動する元日本代表MF中村俊輔氏(47)。1~2月には古巣のJ2磐田やU―18Jリーグ選抜で臨時コーチを務めるなど積極的に活動している。現在の心境や今後のプランなどを語った。 (取材・構成 垣内 一之)

 「(昨シーズン終了後に)いろんな選択肢があった中で、自分の引き出しを増やすというか、いろんな角度から、いろんなものを見たいという気持ちもあったから、今は今で充実している」

 横浜FC退団から約2カ月半。フリーの身となっても、俊輔氏のサッカー漬けの毎日は変わらない。1月には磐田の藤田俊哉SDから「経験とかをチームに少しでも還元してもらいたい」と連絡を受け、合宿地で1週間ほど臨時コーチを務めた。

 「やっぱりチーム、監督さんによって、合宿中はいろんな選手へのアプローチがある。それを間近で見るだけでも学びになる。(監督の)志垣さんは海外での経験もあるし、練習中のアプローチとかは本当に参考になった。下積み時代は誰にでもある。今は(フリーで)休んでいるようだけど、いろんなことを聞いて、見て、土台に積み上げていく。今の自分に必要なことだと思う」

 海外サッカーの解説などもこなす傍ら、2月にはU―18Jリーグ選抜のコーチも務めた。

 「指導も選手時代のトレーニングと一緒だよね。自分のベースとなるプレーがあって、他の選手のプレーを見て参考にして、それを加味して自分色へ変えていく。その作業の繰り返しの中で、いろんな発想が湧いてくる。指導でも、監督さんが試合前のロッカーで話すテンポや内容、スタイルはまったく異なる。磐田でもJ選抜でも(指導が)初めての選手がほとんどだったから、どういう反応をするのか見られただけでも、学びになった」

 では今後のプランは?

 「そういう積み重ねを、この一年は続けていく。今まで気づかなかったことを気づいたりするからね。今思えば、横浜FC時代にコーチだったジョン(ハッチンソン氏)の練習は、チームをどう強くするかというプログラミングも凄くしっかりしていた。あとは海外にも行ってみたい」

 海外では指導そのものというよりは、クラブ全体のマネジメントも学びたいという。

 「育成も含めてそのクラブがどういう理念を掲げて、だからこういう監督を呼んで、こういうスタイルにしたとか、そういう事も肌で感じたい。自分自身のスタイルも持ちつつだけど、既存の選手の特長に合わせて、一番パワーが出て勝ちにつなげられるサッカーが理想型だからね」

 今後も全てを血肉に変え、“俊輔色”の指導法を見つけていく。

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