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【高校サッカー】徳島市立が早実に快勝 河野博幸監督「テーマを少しずつ体現できた」

[ 2025年12月29日 05:30 ]

第104回全国高校サッカー選手権1回戦   徳島市立4―1早実 ( 2025年12月28日    国立競技場 )

<早実・徳島市立>後半、ゴールを決め喜ぶ徳島市立・山本(左)ら(撮影・西海健太郎)
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 開会式に引き続き行われた開幕試合で、4大会連続22度目出場の徳島市立が早実(東京B)に4―1で快勝した。MF芳田翠(2年)の先制ゴールを皮切りにゴールラッシュ。19年度以来6大会ぶりに初戦を突破した。早実はまたしても全国初勝利を逃した。きょう29日には1回戦の残り15試合が行われる。

 多彩なゴールショーで徳島市立が国立を沸かせた。前半36分、ショートカウンターを芳田が仕留めて口火を切ると、後半はセットプレー、クロスから追加点。最後はMF山本のスーパーボレーで締めくくった。都予選で無失点だった早実の堅守を粉砕し、河野博幸監督は「“前に前に”という自分たちのテーマを少しずつ体現できた」と目を細めた。

 モデルチェンジが功を奏した。ボールをつなぐスタイルで挑んだ昨年度まで3大会連続で初戦敗退。指揮官は「今年はそこまで能力が高くない。シンプルにやれることをやってきた」と、新チーム発足から守備を重視してきた。夏場はダッシュを60本繰り返すなど過酷な練習で走力を強化。昨年からGPSデバイスを導入したことで走行距離への意識も上がった。2アシストのMF逢坂は「みんな走ってきたので、これ以上怖いものはなかった」と胸を張った。この日は県予選後から用意してきた3バックの“奇策”も披露。早実のロングボールを最終ラインがはね返し、主導権を譲らなかった。

 目標は過去最高の19年度の8強を超える4強入り。主将のMF牛尾は「このまま勢いに乗って、一戦必勝で駆け上がっていきたい」と再び国立に戻ってくることを誓った。 (坂本 寛人)

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