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【天皇杯】町田 優勝の裏で黒田監督を支えていた“参謀役”原FD「密に連絡取り合うLINE友達」

[ 2025年11月23日 04:59 ]

サッカー天皇杯決勝   町田3ー1神戸 ( 2025年11月22日    国立 )

<天皇杯決勝 町田・神戸>笑顔で写真に納まる町田・黒田監督(撮影・西海健太郎)
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 決勝が国立競技場で行われ、FC町田ゼルビアが前回王者の神戸を3―1で下し、悲願の初タイトルを手にした。前半6分にFW藤尾翔太(24)が先制点を決めると、FW相馬勇紀(28)が同32分に追加点。後半に1点を返されたが、守備陣も最後まで踏ん張った。東京都町田市の少年サッカークラブとして発足して約37年。青森山田高から就任3年目の黒田剛監督(55)は苦節、J1昇格2年目で初の国内主要タイトルを獲得し、クラブ史を再び塗り替えた。

 黒田監督をピッチ外から支えている参謀役がいる。編成トップの原靖フットボールダイレクター(FD、57)だ。23年に指揮官と同時に就任し、苦悩が多い指揮官の相談役となってきた。今では「黒田さんとはLINE友達。それくらい、いつも密に連絡を取り合う。海外にいても、どこにいても。話の中ではアンタッチャブルがないようにしている。“これはまずいんじゃないの?”などストレートに伝える」という間柄だ。

 選手補強でも「黒田さんが目指す方向によりフォーカスした」。守備での献身性は低いが攻撃力が高い絶対的点取り屋の獲得も検討したというが、2人で議論を重ね「前線からプレスに行って、プレスバックもして、点を取りに行く選手をそろえた」と守り勝つのスタイルはぶれなかった。

 23年J2制覇からJ1初参戦の昨季までが黒田体制「フェーズ1」で、タイトル獲得を目指した今季は「フェーズ2」。天皇杯制覇で一つの目標は達成したが、負傷離脱者が相次ぎ、リーグ優勝を逃した。秋春制移行前の0・5シーズンの特別大会は「フェーズ2の成熟」と定めている。「選手獲得、戦術発展、ケガさせない環境をより充実させる」と原FD。二人三脚でさらなる強豪に押し上げる。

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