×

J3鹿児島・相馬GM兼監督、今季限りで退任「マネジメント面での考え方」に相違 異例シーズン佳境で発表

[ 2025年11月20日 13:05 ]

相馬直樹氏
Photo By スポニチ

 J3鹿児島ユナイテッドFCは20日、公式サイトを通じ、相馬直樹ゼネラルマネジャー(GM)兼監督(54)が今季をもって退任することを発表。今季から就任したばかりで、シーズン佳境での発表にファンからは様々な反応が寄せられた。

 クラブは「この度、相馬直樹GM(ゼネラルマネーシャー)兼監督が、2025シーズンをもって退任することとなりましたので、お知らせいたします」と発表。

 「来シーズンに向けたクラブの運営方針について、相馬GM兼監督と現体制での継続に向けて協議を重ねてまいりましたが、強化組織における基本的なビジョン及びスタンスに相違があり、双方合意の上、契約を終了する事に至り、今季限りでの退任が決定いたしました」と伝えた。

 「相馬氏には、クラブの発展に多大なるご尽力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます」と感謝。後任については改めて発表するとした。

 また本人もコメントを寄せ「このたび、クラブとの契約を双方合意のもとで終了することとなりました。諸般の事情により、シーズン佳境の中、公表する事になったことをお許しください」と伝えた。

 続けて「クラブとの間では、フットボールそのものではなく、強化を取り巻くマネジメント面での考え方にシーズン当初から相違があり、ここまで慎重な話し合いを重ねてきましたが、このような結論に至りました」と説明。「来季以降に向けた準備も進めていた中で、このような形でクラブを離れる事になってしまったことは、私にとって本当に残念な形となってしまいました」とつづった。

 「この1年間、縁もゆかりも無かった鹿児島の地での新たなチャレンジに、覚悟を持って向き合ってまいりました。その中で『前へ』というスタイルを貫けたことは、一緒についてきて戦ってくれた選手、スタッフには感謝してもしきれません。また、溢れんばかりのエネルギーに満ちたホーム白波スタジアムの雰囲気も大好きでした」とし「残念ながら私は今シーズンを持ってクラブを離れる事となりますが、まだ戦いは残っています。昇格を掴み取れるように最後まで一緒に戦ってください」と呼びかけ。

 「クラブをともに支えてくださったすべての方々に深く感謝するとともに、鹿児島ユナイテッドFCの今後の発展を心から願っています」と結んだ。

 突然の発表にネット上では「なぜ2試合残してこのタイミングでの発表??」「衝撃しかない」「中長期的な計画?で来てくださってたと思ってたのに、違ったの?」「嘘だろ」と、さまざまなコメントが寄せられた。

 クラブ代表の湯脇健一郎氏のコメントは以下の通り。

 クラブが変革期を迎えようとしている中、相馬直樹GM兼監督には我々が目指す「攻守ともに前へ前へ」というスタイルを短期間でチームに浸透させ、最後まで優勝争いに絡むなど素晴らしい功績を残してくださいました。来シーズン以降も継続してこのスタイルを盤石なものにしていただきたかったのですが、我々と相馬GM兼監督との間で、お互いに求めることや考え方、方向性などに相違があり、これまでも幾度となく話し合いを重ねて参りましたが、折り合いがつかず、今シーズン限りで退任されることとなりました。このような結果になり非常に残念でなりません。

 相馬直樹GM兼監督には目指すフットボールが間違っていなかったことを証明し、これから目指すべき方向性を示して頂いたと思っております。

 心より感謝申し上げます。

 これからの益々のご活躍をお祈りしております。

 ◇相馬 直樹(そうま・なおき)氏 1971年(昭46)7月19日、静岡県生まれ。清水東高、早大を経て94年鹿島に加入。不動の左サイドバックとして黄金期を支えた。02年東京Vへ期限付き移籍。04年に当時J2の川崎Fへ完全移籍し、J1へ昇格した05年限りで引退。J通算304試合10得点。日本代表で98年W杯フランス大会出場。日本代表通算58試合4得点。08年川崎F・U―18のコーチを務め、09年S級コーチライセンスを取得。その後、FC町田、川崎F、鹿島、大宮で監督を務めた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年11月20日のニュース