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【天皇杯】神戸が連覇へ王手!FW佐々木大樹が“やり直し”PK弾決めた 22日に町田と決勝

[ 2025年11月17日 05:30 ]

天皇杯準決勝   神戸2―0広島 ( 2025年11月16日    吹田スタジアム )

 神戸―広島 前半、先制ゴールを決め、駆け出す神戸・永戸(右)=パナスタ
Photo By 共同

 準決勝2試合が行われ、22日の決勝(国立競技場)は、前回覇者の神戸と初優勝を目指す町田の顔合わせに決まった。2大会連続3度目の制覇を狙う神戸は広島に2―0で快勝。前半に先制し、後半24分にはFW佐々木大樹(26)がPKを決めた。町田は延長の末に2―0でFC東京を下し、初の決勝進出を決めた。

 夢が散った地で、神戸が夢をつないだ。勝負を決定づけたのは、1点リードで迎えた後半24分。佐々木のPK弾だった。

 「ベンチを見たら(監督から)いけ!と…。驚きはありましたけど、任せてくれたので、ありがたく受け取りました」

 伏線があった。武藤が得たPK。当初のキッカーは大迫だった。ただ、エースのシュートは広島GK大迫にストップされた。最大のチャンスを逸したかに見えたが、GK大迫が(PKを)蹴る前にゴールライン上から足が離れていたとして、やり直しとなった。“2度目”のPKキッカーに指名された佐々木は、きっちりと左隅に流し込んだ。

 ハーフタイムには指揮官からカミナリを落とされた。「このパフォーマンスではダメだろう!戦うことくらいはできる!お前は絶対に得点を取れるんだから」――。普段以上に厳しい口調で怒られたというが、昨大会6試合で4得点2アシストをマークした“天皇杯男”のスイッチが入った。その期待に応える今大会初得点。重要な大一番で結果を残し、「今回も天皇杯男と呼ばれたいですね」と決勝の町田戦での得点に色気を見せた。

 この日と同じパナスタ開催となった9日のリーグG大阪戦で史上2クラブ目の3連覇が消滅した。だが引きずることはなく、天皇杯連覇に王手をかけた。「天皇杯を取って、強いヴィッセルがあるんだと見せないといけない」と武藤。佐々木も「勝ち続けること、タイトルを取り続けることを基準にしていかないといけない」と語気を強めた。クラブ創設30周年のメモリアルイヤー。唯一残された天皇杯タイトルだけは譲れない。 (飯間 健)

 ≪広島は今季2冠ならず≫ルヴァン杯に続く今季2冠を逃した。相手FW大迫のPKを止めながら、ゴールライン上から足が離れていたと判定され、やり直しのPKをFW佐々木に決められたGK大迫は「PKを与えてしまった責任は感じますが、タイミングもドンピシャでしたし、早く動きすぎた感覚はなかったんです」と悔しげな表情を浮かべた。ルヴァン杯決勝の柏戦で猛威を振るったロングスローも、高さのあるDF荒木の出場停止で不発。神戸にはリーグ戦を含めて3戦全敗となった。

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