×

新潟の最年少18歳GK内山 ロサンゼルス五輪出場という大きな目標を見据えて「毎日が学びです」

[ 2025年11月6日 07:05 ]

自主練習に励む新潟・内山
Photo By スポニチ

 J1新潟は5日、新潟・聖籠町のアルビレッジで練習を公開して行い、16試合勝ちなし(4分け12敗)からの脱出を図る8日のアウェー・湘南戦へ向けて準備を進めた。既にJ2降格は決まったが、U―22日本代表でもある伸び盛りのGK内山翔太(18)は研さんを積む日々。ロサンゼルス五輪出場を目標に据える高卒新人は今季の残り3試合で、まずはベンチ入りを目指す。

 チーム最年少の内山には、全体練習後の居残りのトレーニングは日課だ。この日は正確なキャッチングをテーマに、渡辺泰広GKコーチと涌生弦アシスタントGKコーチのキックを何本も止めた。「毎日が学びです」。汗を拭う表情には、充実感が漂っていた。

 1メートル90の長身を生かしたハイボールへの対応やシュートストップが売り。「最初の頃に比べたらプロのシュートスピードにも慣れてきた」といい、練習では少しずつ決定機を防ぐ場面も増えてきた。
 手応えを感じたのは夏。6月にU―20Jリーグ選抜、7月にU―22日本代表に選出された。8月にはU―23アジア杯予選に臨む同代表に選ばれ、ロサンゼルス五輪を見据えたメンバーに名を連ねた。その大会での出場こそなかったが「オリンピックに出たいという目標ができた」ことが、成長を促した。

 目標に向かい、A代表の正守護神の鈴木彩艶(パルマ)を参考にしている。U―22代表活動中に、味方ボールでも相手ボールでも常にポジショニングを修正している映像をチェック。「横パスだけでも半歩ポジションをずらしていた」と事前の準備の大切さを学び、チームに帰ってからも強く意識している。

 強力なシュートを止め、瞬発力、キック力を伸ばすために体づくりにも励む。「鈴木彩艶選手は自分と同じ身長で体重は100キロある。それくらいじゃないと戦えない」と強調。プロ入り後は筋トレの量を増やし、73キロだった体重は77キロに。目標とする90キロへ、地道な努力を重ねている。

 J2降格が決まり、チームの一員として責任を感じている。それでも「やるだけです」と自らの成長に目を向け続けている。今季は残り3試合。簡単に試合に出られるポジションではないことも承知の上で「メンバー入りを目指す」と言った。新潟市出身の18歳が、先輩たちとの競争に挑んでいく。(西巻 賢介)

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年11月6日のニュース