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リーグ最下位に低迷する新潟のGK・田代 19位の横浜FCとの“裏天王山”で勝ち点3を奪う

[ 2025年9月18日 04:00 ]

前向きな姿勢を崩さず、横浜FC戦で11試合ぶりの勝利を目指す新潟・田代
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 リーグ最下位に沈むJ1新潟のGK田代琉我(27)が、ブレないメンタリティーで20日のアウェー・横浜FC戦に臨む。残り試合も少なくなっている中、勝ち点差4で追う19位との“裏天王山”はJ1残留へ向けて重圧がのしかかる一戦。守護神は前向きな姿勢を貫き、周囲にも伝染させてチームに11試合ぶりの勝利をもたらす。

 J1初先発で白星をつかんだ6月15日の第20節の横浜M戦以降、チームと同じく勝利がない田代。無失点もなく、GKとしては下を向きたくなる状況だが、心が折れることはない。「ブレずにやり続けることが大事。気持ちは攻撃的に」と力を込める。

 前節の清水戦は前半16分に敵陣での相手スローインから右サイドを破られ、クロスから失点。「プレーが切れた後の準備が遅い」とクロスを上げられる前の問題点を指摘して「もっとピリつかせて、動かさないといけない」と反省を口にする。

 第26節の川崎F戦から再び先発の座をつかんだが、1分け3敗で計5失点。「GKが失点しなければ、勝ち点は積み上がる」という目標は成し遂げられていない。それでも引きずってはおらず、むしろ決定機を阻止する場面が出てきて精神的な強さを発揮している。

 J2熊本に在籍した23年。プロ3年目で定位置の座を確保した。しかし、第22節から4分け9敗と13試合勝利なしという屈辱も味わった。「自分を信じ切れなくて、違う方向にいってもうまくいかない。ブレてはいけない、と痛感した」。そこから持ち直して残留を果たした経験が、今にも生きている。

 残り9試合。残留圏内の17位の横浜Mとは勝ち点差5とはいえ、チームは3連敗中で直近10試合は1分け9敗と苦しい。「状況を変えるにはプラスのメンタリティーしかない。あと9試合、全員が下を向いてやるのか、上を向いてやるのかで、結果は雲泥の差になる」。鋼のメンタルを持つ守護神は、最後方から守備の危機管理を徹底させながら、攻撃で複数点を取れるよう後押しする。

 19位の横浜FC戦に「絶対に落とせないゲーム」と力を込めるが「“裏天王山”と言われるけど、そんなに考える必要はない」とも言う。雑念を振り払って100%を出し切る。その先に、求めている結果が待っている。(西巻 賢介)

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