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最下位に低迷する新潟・高木、J1残留を争う横浜FCとの直接対決含む残り9試合を悔いなく戦い抜く

[ 2025年9月17日 04:00 ]

在籍8年目でJ1残留への強いこだわりを示している新潟・高木
Photo By スポニチ

 4勝8分け17敗で最下位に沈むJ1新潟はオフ明けの16日、新潟・聖籠町のアルビレッジで20日のアウェー・横浜FC戦に向けて練習を再開した。10試合も勝利から遠ざかる厳しい状況だが、次節はJ1残留を争う相手との直接対決。在籍8年目のMF高木善朗(32)は、残り9試合で後悔がないように戦い抜くことを誓った。

 練習のピッチに立つ高木の表情は、いつも険しい。それだけ危機感を持ちながら、意図を持ち、一つ一つのプレーに集中している証拠だ。約1時間半の練習を終え、疲労感をにじませながらも最下位からの逆転残留へ、思いの丈を語った。

 「自分たちで昇格させて、その選手たちと(今度は)J2に落としたくない。今は新しく来た選手、昇格した時にいなかったメンバーが試合に出ているので、そこは伝えられることを伝えていかないといけないし、自分にできることにフォーカスしてやるしかない」

 今季チームは縦への速さ、強度が強調され、20年から築いてきた立ち位置で優位性をつくるポジショナルサッカーの側面が薄れた。さらに7人を補強した夏以降はロングボールをこれまでよりも多用するようになった。

 「つなぐより残留が大事」。ポジショナルサッカーの象徴的存在の高木も戦術の変化を受け入れ、その中でもできることを強調する。「前に蹴るにしても相手を誘導して、今ならブーダと(長谷川)元希に、よりいい状態でボールを入れられるかが大事」。立ち位置とともに相手守備を動かす鍵を握るのはテンポで「(ボールを)持って考える時間が長すぎる」というチームとしての今季の課題を改善しようと、練習からプレーで示している。

 自らの課題という強度はシーズンを通して意識してきた。「涼しくなってきたので、もう一つ(ギアを)上げたい」と言い、ボール保持者への寄せの速さなどは練習でも目立つ。厳しさを求めるのはピッチに立って貢献することはもちろん、チームを鼓舞することにもつながる。

 残り9試合。次節はアウェーだが、残留を争う横浜FCが相手だけに負けは許されない。「勝ち点3を取らないといけない。(みんな)やっているけど、もっと鬼気迫る雰囲気でできる。最後、終わった時に後悔したくない」。言葉からは、強い覚悟がにじんだ。(西巻 賢介)

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