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【E1】宇野禅斗 中国戦A代表デビュー濃厚! 猛アピールで“福島県勢”初のW杯メンバー入りへ意欲

[ 2025年7月11日 05:00 ]

サッカー東アジアE―1選手権(男子)   日本ー中国 ( 2025年7月12日    韓国・龍仁ミルスタジアム )

<サッカー日本代表>練習に臨む長友(左から2人目)、宇野(左から3人目)ら(撮影・西海健太郎) 
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 日本代表は10日、12日の中国戦(龍仁ミルスタジアム)に向けて安養市内で調整を行った。公開された冒頭のセットプレー練習では、A代表初招集のMF宇野禅斗(21=清水)が先発組とみられる布陣でボランチに入ってプレー。森保一監督(56)は今大会で全26選手の起用を明言しており、宇野は中国戦で先発が濃厚だ。生き残りを懸けたデビュー戦で猛アピールし、福島県出身初のW杯メンバー入りを目指す。

 宇野が列島の空白地帯に名前を刻む。日本では福島県を含め、計13県でW杯代表選手の名がない。この日の練習では先発組とみられる布陣でボランチに入り、中国戦は先発が濃厚だ。地元の星となって世界舞台に立つため、代表デビュー戦へ「(どこに行っても)出身地は変わらない。(代表入りは)1回では意味がない。フル代表に食い込んでいくだけのパフォーマンスを出す」と覚悟を示した。

 球際の強さが最大の持ち味で、ボール奪取を得意とする守備的MF。ただ森保ジャパンのボランチは、攻守両面での役割を求められ、宇野も「チームのかじ取りだと思っている。タスクが増えることは当たり前」と自覚する。昨夏に町田から加入した清水で、攻撃面でも成長。ゴールへの意識も日に日に高まっている。

 これまで日の丸には縁がなく、既にA代表デビューした同世代のMF佐野航大らに後塵(こうじん)を拝してきた。だからこそ、今大会へ懸ける思いは強い。海外組を含めたフル代表のボランチは、主将の遠藤を筆頭に守田、田中碧ら実力者がひしめく激戦区。「宇野禅斗という選手が何を売りしているかピッチで表現する」と腕をぶす。全ては「小さい頃からの夢」だった大舞台に立つため。新進気鋭のボランチが、福島から世界へと羽ばたく。

 ≪静岡が17人でトップ≫トップは静岡県の17人で、2位は12人の神奈川県。W杯代表が出ていないのは計13県で、福島県出身の日本代表は93年Jリーグ発足後では、広島などで活躍したMF高萩洋次郎と宇野の2人。

 ◇宇野 禅斗(うの・ぜんと)2003年(平15)11月20日生まれ、福島県出身の21歳。6歳からサッカーを始め小学生時代は福島U―12に所属。中学から親元を離れ、青森山田中―青森山田高に進学し、高校3年時は高校3冠を達成。22年にJ2町田(現J1)入り。昨年7月に育成型期限付き移籍で清水に加入し、J1昇格に貢献。今季から完全移籍。愛称ゼンツ。好きな女性芸能人は浜辺美波。1メートル76、75キロ。右利き。

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