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C大阪FW北野颯太が選曲した「終わりなき旅」…香川真司は「やめろと言ったんだけど」

[ 2025年6月1日 21:58 ]

明治安田J1リーグ第19節   C大阪4―2清水 ( 2025年6月1日    ヨドコウ )

<C大阪・清水>花束を手に場内を一周する北野(撮影・長嶋 久樹)
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 「俺と一緒や。やめろ」――。

 C大阪MF香川真司が笑いながらそう指摘した曲が、FW北野颯太のセレモニーを彩った。Mr.Childrenの「終わりなき旅」。2010年、香川がC大阪からドルトムントへ旅立った時にスタジアムで流した一曲は15年の歳月を経て、また一人の若者を送り出すBGMとなった。

 「狙っていました。本当にただただ憧れの存在。何かを一緒にしたいなと思っていて。たまたま真司さんと2人で一緒にいる時『セレモニーの曲とかどうすんの』と言われた。その時がセレモニーすることすら聞いていなかったから『そういうのあるんすかね、真司さんは何したんですか』と聞きました」。ザルツブルクへの完全移籍が決定的な北野は、笑いながら選曲の裏側を明かした。

 ドルトムントやマンチェスターUでの活躍。そして日本代表の背番号10を背負って出場した2度のW杯出場。輝かしい経歴を築いた香川は、そんな後輩に期待とエールを送る。

 「これからは自分で戦っていかないといけない。颯太に話すとしたら“上手くいかない時期をどう乗り越えるか”ですね。これからたくさんあるでしょう。C大阪だと皆がカバーしてくれたり、守ってくれるところがあったでしょうけど、欧州は実力社会なので。自信を失ったり、自分を見失うことがあるでしょうが、苦しいときに自分の強みを忘れないように戦って欲しい。なぜ海外に行けたのか。そこに対する自分への誇り、自信を忘れずに戦ってほしい」

 重ねたのは当時の自らの旅立ちであり、願うのは後輩の活躍だ。北野の選んだ「終わりなき旅」を、香川は少し嬉しそうな顔で振り返った。

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