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新潟 3発も勝てず 7年4カ月ぶりに最下位転落 昨季からリーグ16戦連続未勝利

[ 2025年3月30日 04:39 ]

明治安田J1リーグ第7節   新潟3―3G大阪 ( 2025年3月29日    デンカS )

引き分けに終わり、サポーターに頭を下げるi新潟イレブンら
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 明治安田J1リーグ第7節が行われ、新潟はG大阪と3―3で引き分けた。順位は17年11月以来、7年4カ月ぶりに最下位に落ちた。開幕から7試合勝ちなしは、8試合勝ちなしだった10年以来、15年ぶり。リーグ戦の勝ちなしは昨年9月から16試合連続となり、17年のワーストタイとなった。試合は2―2の後半37分にFW矢村健(27)の今季3得点目のゴールで逆転したが、試合終了間際にPKで追い付かれた。次節は4月2日、ホームで福岡と対戦する。

 先制、逆転されてからの終盤の再逆転。劇的な試合展開に、スタジアムは今季リーグ戦初勝利を確信したかのようなムードになったが、最後に落とし穴があった。表示されたアディショナルタイム5分にPKを取られ、今季4度目の追い付かれた末の引き分け。順位は最下位に落ち、樹森監督は「選手はしっかりやってくれているので僕の力不足なところがあると思っている。あと一押しを積めるようにしていかないと僕自身ダメだなと感じている」と肩を落とした。

 背後を狙う攻撃を抑えたビルドアップが成功した。従来の新潟らしくボールを保持し、流動的なポジショニングで攻撃を展開。中心にいたのが今季リーグ戦初出場のDF千葉、FW小野のベテラン2人だ。千葉はビルドアップの起点になり続け、小野は左右に立ち位置を変えながら、右サイドからのクロスで先制点をアシストした。

 一時逆転された後も千葉が「奪って1、2本パスをつなげれば相手が引くので、そこから攻撃の時間をつくって守備陣形を整えるというのができた」と言うように、一貫してやり続け後半29分のMF奥村、同37分の矢村のゴールにつなげた。

 小野は「自分たちが良かった時の感覚が取り戻せたと思う」と言い、内容は今季最も良かった。しかしそれでも勝ちきれないのが現状。DF藤原は「一つ一つのプレーがつながって失点になる」と話し、同点につながるPKもMF宮本のハンドだけが原因ではないと強調した。最終盤に失点する悪癖は昨季から続いていて、樹森監督は「気持ちを含めて何かを見つめ直さないといけない」と語る。

 名古屋が勝ち、未勝利は新潟だけになった。「みんな集中しているし、勝ちたい気持ちを持っている。こればかりは続けるしかない。勝つまで」と千葉。一丸となってここからはい上がる。

 ○…途中出場のFW矢村が一時勝ち越しとなるゴールを決め、点取り屋の役割を果たした。MF小見のクロスをファーサイドでトラップ。「テンポで(マークを)外せば打てる」と一度切り返して右足で冷静に流し込んだ。ゴール後はチームメートと抱き合い、サポーターに向かって右拳を突き上げた。しかし最後に追い付かれ「サッカーだけじゃなく、どこかに隙がないかは一人一人が問い詰めないといけない」と厳しい口調で話した。

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