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サウジ戦出場回避のDF長友が5度目の正直に意欲「優勝以外は正直失敗、敗者。僕にとっては最後…」

[ 2025年3月24日 20:33 ]

<サッカー日本代表練習>長友と話す森保監督(左)(撮影・西海健太郎)
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 サッカー日本代表は24日、翌日のサウジアラビア戦に向け試合会場となる埼スタで最終調整を行った。負傷で、ここまで別メニューのDF長友佑都(38)は報道陣に公開された冒頭15分の練習には加わらず、室内でトレーニングを行った。この日、囲み取材に応じ、サウジアラビア戦は「厳しいですね。ひどいけがではないけど、100%で戦えないなら戦う資格はない」と、出場の回避を示唆した。チームのW杯の8大会連続出場が決まり、ここからサバイバルが始まった。

 「緊張感はもちろんあるけど、そこに食い込んで勝っていける自信はある。W杯に出ているイメージはしっかりとできている」

 今合宿中には、かつての恩師である元代表監督の岡田武史氏が訪れ、旧交を温めたという。

 「最後は戦術だけではない。そこばかりに目を向けてはダメだと。戦う気持ちや、魂が大事だと岡田さんも言っていた。W杯では国を背負って戦う。戦術ももちろん大事だけど、それを超えるのは魂や、戦う気持ちがないと。W杯に足元をすくわれる。それは自分の経験からも感じる」

 そうした過去の失敗も成功も見てきた、長友が背中と言葉でそれを伝えていく。この日もテーブルを囲んだ堂安、板倉、菅原、南野とブラジルW杯での失敗を話したという。

 「自信が、過信だったと気づかされた大会だった。全てがうまくいくことの方がいいけど、そんなにうまくはいかない。時には負けて学ぶこともある。足元をすくわれないようにしないとダメだぞ、と。自分の苦い経験を彼らに伝えたり、それを言葉だけじゃなくて背中や生きざまで伝えていけたら」

 前人未到のW杯5大会連続出場で、初制覇というサッカー人生を懸けた大勝負が幕を開ける。「優勝以外は正直失敗、敗者だと思っている。5度目の正直です。僕にとっては最後になる。毎回最後になると言ってるけど、おそらく最後。そこで、みんなで一緒に喜びを分かち合いたい」。まずは5度目のスタートラインに立つために、丁寧な日々を積み重ねる。

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