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町田ゼルビア4/6ホームで川﨑F戦へ 進化する姿を見せる望月ヘンリー海輝

[ 2025年3月20日 08:00 ]

望月ヘンリー海輝
Photo By スポニチ

 FC町田ゼルビアは来月6日に町田GIONスタジアムで川崎Fを迎え撃つ。定位置確保へ巻き返しを狙っているのがDF望月ヘンリー海輝(23)だ。昨年は日本代表にも招集された若武者が意気込みや思い、現在取り組んでいるトレーニングを明かした。

 望月がプロ2年目のジンクスを打破する。昨季は大卒ルーキーとしてG大阪とのJ1開幕節でデビューすると、右サイドバックや右ウイングバックを主戦場にリーグ戦26試合出場。高さと抜群のスピード、長いリーチを武器とし、秋には日本代表に初選出されるなどブレークした。今季は相手から分析されマークも厳しくなるが、強い気持ちで新たなシーズンを迎えた。「対策とか研究をされて難しい状況になっていくし、そこは2年目の難しさ。でも、サッカー選手としてそこで壁を越えることが成長になると思うので頑張っていきたい。今季はアシストや得点で10得点に絡んでいきたい」。チームをけん引する覚悟も十分だ。

 2年目の壁を超えるのは簡単ではない。今季は開幕から3試合連続で先発するも、現在は3試合連続で出番なし。チームが3連勝している中で自身と向き合っている。「勝利するのはうれしいけど、自分が出てないのは悔しい。でも、この期間は自分の足りないところを気づかせてくれる期間。もっと努力するチャンスだと思うので、次に出られるように準備している。もっと成長したい」。全体練習後は居残りで課題に取り組み、グラウンドから出てくるのは一番最後。日々、誰よりも汗を流している。

 新たな練習方法も取り入れた。走行距離アップへ、先月からはだしトレーニングを導入。はだしでのジョギングを日課としており「普段使うことができない足の指を使うことができる」と言う。効果は絶大で、先月22日のFC東京戦は走行距離13・10キロで第2節のリーグ1位を記録した。地面をつかむ感覚や足本来の使い方が養われ、力強いスプリントにつながっている。きっかけは、SNSで「はだしジョグは足首の補強、ケガ防止になる」という論文を発見したことだった。常に進化を追い求めるため「アンテナを張っている。SNSで”使えそうだな”と思った解説や参考になりそうな動画は保存して見返すようにしている」と情報収集に余念がない。

 特別な番号を受け継いだからこその覚悟がある。クラブからも大きな期待を表すかのように背番号は昨季の33番から今季は6番に変わった。町田にとって6番は14~20年に在籍し、15年には主将としてJ2昇格に貢献したMFの李漢宰(リ・ハンジェ)さんが付けていた番号だ。「背負わせてもらう意味もある。そこに恥じないプレーをしていきたい」と胸に刻んでいる。

 川崎Fとは昨季1勝1敗だったが、シーズン終盤にホームで1-4の大敗。「去年を払拭するような熱いプレーで勝利したい」と望月。進化する姿をピッチで表現する。

◇望月ヘンリー海輝(もちづき・へんりー・ひろき) 2001年(平13)9月20日生まれ、栃木県出身の23歳。父がナイジェリア人で、母が日本人。三菱養和SCユースではMF中村敬斗の1学年下。国士舘大に進学し、3年夏の総理大臣杯優勝。パリ五輪世代のU-18、U-20日本代表候補に選出された経験がある。1メートル92、81キロ。利き足は右。

○…会場の町田GIONスタジアムではイベントが盛りだくさん。目玉は「ZELVIA EASTER」。海外で著名な行事「復活祭(イースター)」は今年は4月20日の予定。その前に「ゼルビア・イースター」と題して、イースターエッグやうさぎをモチーフにしたキュートなグッズやおいしいグルメ、さらにはフォトスポットが登場!注目のキックオフは午後2時。試合前や試合後にイースターを同伴来場者と楽しもう。

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