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浦和・西川 前人未踏の200戦完封 スーパーセーブないのは進化の証 意識改革で「空間を支配」

[ 2025年3月9日 04:30 ]

明治安田J1第5節   浦和1-0岡山 ( 2025年3月8日    埼玉 )

<浦和・岡山>試合に勝利し、サポーターに向かってガッツポーズする浦和・西川(撮影・木村 揚輔) 
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 明治安田J1リーグは7試合が行われ、浦和がホームで岡山に1―0で勝利して開幕から5戦目で今季初白星を手にした。元日本代表GK西川周作(38)がFWチアゴ・サンタナ(32)が決めた決勝点を守り切り、GK通算無失点試合数は前人未到の200に到達した。

 埼スタが今季初めて歓喜に揺れた。開幕5戦目でようやく手にした初白星。GK西川は通算200試合目のクリーンシートを勝利で飾り「勝って節目を迎えるのと0―0では気分的に違う。自分が望んでいるのは勝利。率直にうれしい」と笑った。2位の曽ケ端の169試合を大きく引き離す断トツの記録が新たな領域に入った。

 05年の大分でのプロデビューから21年目。全キャリアをJ1で過ごす。14年から所属する浦和では欧州帰りのMF原口を除けばMF関根と並ぶ最古参だ。22年にスペイン人のミレッGKコーチの指導を受けて思考が大きく変化。「ゴールを守る」からペナルティーエリアの「空間を支配する」ことを意識するようになり、守備範囲が広がった。

 クロスや最終ラインの裏を突かれたボールへの対応力が上がり、決定機を未然に防ぐプレーが増加。この日、スーパーセーブがなかったのも進化の証しだ。高い身体能力が求められるセーブ力に頼らないスタイルの追求は選手寿命を伸ばすことにもつながっている。「自分の中では通過点。この試合をターニングポイントにしたい」。38歳守護神の大記録が、レッズの巻き返しへの号砲となる。 (木本 新也)

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