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新潟・奥村が新境地 緩急でサイド制圧 22日清水戦 2戦連続スタメンへ“脱力”

[ 2025年2月20日 04:30 ]

サイドハーフで2戦連続スタメンを狙う奥村
Photo By スポニチ

 J1新潟の大卒2年目のMF奥村仁(23)が、22日のアウェー清水戦で2試合連続スタメンを狙っている。19日はチームが現在、練習拠点としている大阪府で調整。いつも全力投球だった昨季から、今季は力感の抜けたプレーを心がける。緩急をつけて相手を困惑させ、清水戦で今季初ゴールを奪いにいく。

 現在、練習拠点としている大阪府は地元。「なじみのある所で練習しているので懐かしい」と笑顔をのぞかせる奥村の表情には充実感が漂う。自慢の走力を生かせる“新境地”のサイドハーフ(SH)にやりがいを感じ、先発を確固たるものにしようとアピールしている。

 15日の開幕戦は左SHで先発。緊張しないタイプだが「緊張からほぐれた後の方がいいプレーができる」と前日にはプロ初先発、初ゴールした昨年5月の横浜M戦の映像を見返して初心に返り、緊張感を高めて臨んだ。思惑通りに体は動き、守備は効果的なプレスバック、攻撃は背後へのランニングを繰り返して存在感が光った。

 関西福祉大時代までも含めて中央のポジションが主戦場で、SHは昨年10月の横浜M戦で途中出場したくらい。それでも「チャンスをつくれるシーンが多く、やりがいがある」と挑戦。課題の守備も吉本ヘッドコーチに基本から指導を受けて吸収し、成果を示した。

 プロ1年目の昨季は「全部一生懸命やっていた」。豊富な運動量を前面に押し出したプレーに対して、当時の田中アシスタントコーチ(現新潟U―18監督)から受けた助言は真逆だった。「止まっていてもチャンスになる」。レジェンドの教えを生かして、今年はあえてボールをキープする。「止まってからスピードを上げると相手も付いてきづらい。緩急、力を抜くことを意識している」とニヤリと笑う。

 特にSHはタッチライン際で「一呼吸置けるシーンが多い」と緩急を発揮しやすい。得意の背後を取るプレーも含めて「長い時間出れば出るほど自分の良さが出てくる。点を決めれば長い時間出られると思うので頑張りたい」と、清水戦での2試合連続先発と今季初得点に強い意欲を示した。

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