×

サッカー男子 日本五輪最多5発!歴史的パリ快幕 三戸&藤尾04年小野以来2発、山本弾でパラグアイ完封

[ 2024年7月25日 03:57 ]

パリ五輪 サッカー男子   日本5-0パラグアイ ( 2024年7月25日    ボルドー競技場 )

<日本・パラグアイ>後半18分、2点目のゴールを決めた三戸は笑顔でピッチから起き上がる(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 56年ぶりのメダル獲得を目指す日本は1次リーグD組初戦で南米予選首位通過のパラグアイと対戦し、5-0で大勝した。日本は04年アテネ大会の1次リーグ初戦でもパラグアイと対戦し敗れたものの、20年越しの対戦でリベンジを果たした。1試合5発は五輪での最多得点となった。 試合結果(速報)

 日本は前半19分、FW斉藤の縦パスに抜け出したDF大畑がマイナスに折り返すと、最後はMF三戸が右足でニアを射貫き、先制に成功した。

 日本の生成ゴールから6分後の同25分にはパラグアイの10番、MFビエラがFW平河にアフタータックル。平河は足を押さえて倒れ込んだ。VAR判定により主審がオンフィールドレビューを実施し、ビエラにレッドカードが提示された。

 相手が10人になり数的有利の展開の中、平河はプレーを再開したものの同32分にピッチに座り込み立てず。踏まれた右足を気にする素振りを見せた。担架で運ばれそのまま交代。FW佐藤が代わってピッチに入った。

 後半18分に斉藤がペナルティーエリア左で相手DFをかわしてクロスを上げると、走り込んだ三戸が頭で合わせ追加点。同24分にはMF山本が利き足の左でネットを揺らした。勢いは止まらず、同36分にはペナルティーエリア手前のFKから最後はFW藤尾が頭で叩きつけチームに4点目をもたらした。さらに、同42分にはFW細谷のスルーパスに抜け出した藤尾がダメ押しの5点目を挙げた。1試合5得点は過去最多。東京五輪フランス戦、リオ五輪ナイジェリア戦の4発を超えるゴールラッシュ、守っては完封で南米1位突破のパラグアイを圧倒した。

 ▼三戸舜介 初戦をしっかり勝ち切ることができて良かった。(1点目は)折り返しをもらってトラップした後にフリーだったので、うまく決めることができて良かった。後半はクロス上げる前から斉藤選手と目が合っていた。ドンピシャのボールで決めるだけだった。次も勝てるようにいい準備をしていきたい。
 

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2024年7月25日のニュース