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パリ五輪5発快勝発進!男子・大岩監督「この試合は特殊であると認識」10人のパラグアイが相手と強調

[ 2024年7月25日 04:33 ]

パリ五輪 サッカー1次リーグD組   日本5―0パラグアイ ( 2024年7月24日    ボルドー )

<日本・パラグアイ>前半、主審から注意を受ける大岩監督(右)=撮影・小海途 良幹
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 パリ五輪サッカー男子の大岩剛監督(52)が現地時間24日、1次リーグD組初戦のパラグアイ戦を5―0と完勝で飾った試合後にインタビューに答えた。 試合結果(速報)

 大岩監督は結果的に圧勝で初戦を終え「(パラグアイから)1人退場者が出るのが早かったのでね…この試合は特殊であると、もう一回認識した上でね、しっかりと次の試合の準備をしたいなと思います。もっともっと質の良い試合をすることはできたのかな」と冷静な表情で試合を振り返った。

 相手一発レッドのラフプレーで負傷し、前半途中に担架でピッチを去った平河の状態については「僕もまだ把握できていないので詳しくは言えないんですけど、しっかりとチェックして判断したい」と語った。

 日本の五輪代表史上最多の5発で開幕したことには「得失点差ということだけを考えれば理想的ではあるんですけど、何度も言うように相手が10人だったということをしっかり(初戦の)評価に入れないといけないなと思います」と、数的有利の試合だったことを強調し、勝って兜の緒を締めた。半田の直前の離脱にもチームは動揺せず。「一緒に宿舎にいましたし」「22人プラス半田…23人でという声掛けはずっとしていた」と半田の魂もイレブンが背負って迎えた初戦だった。

 0―0で迎えた前半19分にFW斉藤の縦パスに抜け出した細谷がマイナスに折り返すと、最後は三戸が右足でニアを射貫き、先制ゴール。その後、相手10番がラフプレーで一発レッドカードで退場し、数的有利な展開で試合を進めた。

 そのラフプレーで負傷した平河がピッチに座り込み、担架で運ばれ負傷交代。激しい開幕戦となったが、リードを守り前半を1―0で折り返した。

 パラグアイがさらに激しいプレーで日本ゴールに襲い掛かる中、後半18分に三戸が頭で再び相手ゴールネットを揺らした。ピッチに顔をうずめ喜ぶ三戸の大きな追加点で試合を有利に進めた。五輪本大会での1試合2発は、04年アテネの小野伸二以来。三戸の2発目から6分後に山本がチーム3点目を決めると、藤尾が6分で2発とパラグアイを圧倒した。1試合5得点は過去最多。東京五輪フランス戦、リオ五輪ナイジェリア戦の4発を超えるゴールラッシュとなった。

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