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FC東京・長友 味スタ5118日ぶりゴール!今季2点目の同点弾 37歳「自分も成長している」

[ 2024年5月19日 18:46 ]

長友佑都
Photo By スポニチ

 FC東京は19日にホームで横浜と対戦し、1―1で引き分けた。主導権を握られた前半25分に先制を許したが、反撃を仕掛けた後半10分にDF長友佑都(37)が今季2点目となる同点弾を決めた。

 「基本ですけど、力を抜いてしっかりとボールに当てることを意識した」。俵積田の左サイドからの右クロスが相手DFに当たって跳ね返ったボールを、松木が拾い、フリーだった長友に横パス。それを右足ダイレクトでゴール右隅に蹴り込んだ。

 これが本拠地の味の素スタジアムでは、10年5月15日の清水戦以来、5118日ぶりとなる一発。3月16日のアウェー福岡戦で同じような形から同清水戦以来となる14年ぶりのJ1最長ブランクの一発を決めていただけに「味スタで何日ぶり?もうそれは前に終わったでしょ(笑)。言うなよ、もう恥ずかしい」と冗談交じりに振り返りつつも「攻撃に絡めてるというのは、自分も成長しているなと思います」と胸を張った。

 欧州では前日に日本代表で長年一緒にプレーしたMF長谷部誠(Eフランクフルト)、FW岡崎慎司(シントトロイデン)が現役ラストゲームを迎えた。長友も映像に確認したようで、「やっぱ寂しさはありますよね。ただ、自分も示し続けないと、スパイクの脱ぐ時がいつか来るという、そういう危機感だったりは出てきますし、そういった思いからも今日の試合はかなり気持ちは入ってました」と明かした。

 それだけにチームは引き分けで終わり「強い気持ちで(試合に)入れて、ゴールを決められたのは良かったですけど、でも結局チームは勝ってないんで…。そこはやっぱ悔しいというか、なんか素直にこう喜べない部分があります」と唇を噛んだ。

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