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C大阪 「夏男」セアラの進化 今季15試合目で早くも昨季に並ぶ12得点目「最初に点を取れば…」

[ 2024年5月19日 07:45 ]

明治安田生命J1リーグ 第15節   C大阪2ー0鳥栖 ( 2024年5月18日    ベスト電器スタジアム )

C大阪のレオ・セアラ

 長かったトンネルをようやく抜けた。C大阪は4月13日の川崎F戦以来、7試合ぶりの勝ち点3を獲得。J1でのアウェー福岡戦は11年6月11日以来、実に13年ぶりの勝利だ。快勝に導いたのはエースのセアラだった。

 前半9分。MFブエノのシュートをカットする形でペナルティーエリア内で受けると反転して体勢を崩しながら右足を振り抜いた。「最初に点を取れば、自分たちの流れになると思っていた」。15試合目で早くも昨季の得点数に並び、得点ランキング単独トップに浮上した。夏場に得点を量産することから“夏男”と呼ばれているが、もはや季節は関係ない。

 MF田中の開幕戦以来、そしてJ1通算100試合目となったMF為田の今季初ゴールも飛び出し、10試合ぶりにセアラ以外の得点者が生まれた。負傷していたDF毎熊も後半32分から途中出場。戦列復帰を果たした。「今季の目標は優勝」と小菊監督。この日の快勝を再浮上のきっかけにしたい。 (北野 将市)

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