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【ACL】横浜キューウェル監督 公式戦1勝も苦笑「正直フラストレーションが…」ロペスが延長後半PK弾

[ 2024年2月21日 23:10 ]

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦   横浜1―0(2戦合計3ー2)バンコクU ( 2024年2月21日    神奈川・日産スタジアム )

<横浜・バンコクU>延長後半、ゴールを決めたロペス(撮影・小海途 良幹)
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 横浜F・マリノスはバンコクUとの第2戦を1―0で制し、2戦合計3―2でクラブ初のACL8強入りを決めた。今季から指揮を執るハリー・キューウェル監督(45)体制として公式戦初白星。決勝トーナメントはホーム&アウェー方式で行われており、準々決勝は来月6、13日に山東(中国)と対戦する。

 多くの好機を決め切れず、0ー0のまま迎えた120分すぎ。延長後半に途中出場の村上が右サイドのペナルティーエリア付近で相手守備のハンドを獲得。最初の判定はエリア外だったが、VARの結果、PKに。エースのアンデルソン・ロペスがついにゴールネットを揺らした。

 激闘の末に公式戦初白星をつかんだキューウェル監督は「正直フラストレーションがたまる試合だったが、選手たちは良くやってくれた。多くの多くのチャンスを逃したが、最後に選手全体で戦い抜いた」と多くの好機を決め切れなかった試合を苦笑いで振り返った。

 試合を決めるPKを成功させたロペスは「PKには自信があった。決められて良かった。新たな歴史をつくることができたが、ここで満足することはない」とさらなる進撃に表情を引き締めた。

 ピッチ上では相手のバンコクUのイレブンが横浜イレブン、ベンチ、サポーターに一礼してあいさつ。笑顔でピッチを去ると、スタジアムから大きな拍手が巻き起こった。

 キューウェル体制となり、リーグ戦では2年ぶり王座奪回を目指す今季。アジア制覇を見据えつつ、23日に開幕するJ1へ弾みをつけた。

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