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なでしこ やっと開催地公表も…AFCから正式通達まだ 佐々木委員長「不安」 予断許さない状態続く

[ 2024年2月20日 13:34 ]

<なでしこジャパン練習>サウジアラビア開催に向け準備を進めていることを明かした佐々木JFA女子委員長(撮影・村上 大輔)
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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」がアウェーで北朝鮮と対戦する24日のパリ五輪アジア最終予選第1戦の開催地が、中立地のサウジアラビア・ジッタで開催する方向で進んでいることが分かった。佐々木則夫女子委員長が20日、チームが合宿を行っている千葉市内で取材に応じ、明かした。

 今回の開催地を巡っては、当初は平壌の金日成競技場で開催予定だっただが、日本協会(JFA)は8日に急転、未定となったと公表。その後は中立地として中国・大連が有力となっていたが、佐々木委員長は「AFC(アジアサッカー連盟)から昨日午前中に中立国という中で検討していただいた中で“中国案はなくなりました”と、サウジアラビアのジッタで開催する方向で積極的に準備をしているという情報が我々に入った」と説明した。打診を受けた中国側が断ったためだという。

 チームは19日夜ビザの手配を完了し、この日午前10時30分から約1時間の全体練習を実施。この日夜に2便に分かれて出国する準備を整えた。リバプールのMF長野ら欧州組4選手は経由地で本隊と合流し現地入りする。

 試合4日前にして、ようやく開催地を公表できたが、まだ正式決定ではない。佐々木委員長が「昨日の午前中から今日の午前中に1日経っても、正式なレターがAFCから来てないので若干の不安がある」と話したように、予断を許さない状態は続く。

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