【ACL】J2甲府DF関口が奇跡の大逆転狙う「アウェーとは違う試合に」21日にホーム蔚山戦

ACL決勝トーナメント1回戦第2戦の蔚山戦に向けて意気込みを語ったJ2甲府の関口主将（左）と篠田監督　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）決勝トーナメント1回戦第2戦（21日、国立）の前日会見が行われ、蔚山（韓国）との初戦に敗れたJ2甲府のDF関口正大主将が「アウェーとは違う試合にしなきゃいけないと思っている」と大逆転を誓った。

　甲府は敵地で行われた第1戦で0―3の完敗を喫した。勝ち上がるには、韓国王者を相手に最低3得点が必要になるという極めて難しいミッションが待ち受けている。篠田善之監督は「先制点を早い時間帯に奪って、相手にプレッシャーを与えられるかどうか。多くのサポーターが国立に来てくれると思うので、諦めない姿勢を90分間見せたい」と意気込みを語った。

　甲府は新宿や渋谷にアドトラックなどを走らせて来場を呼びかけるなど、クラブを挙げて第2戦を盛り上げる。また、中央線の特急が増発するなど、平日ナイターにもかかわらず多くの来場者も見込まれている。

　関口主将は「このラウンドに立つまで甲府が勝ち上がることを予想していなかった人が大半だと思う。世間的にもこの試合は非常に厳しいと思われているが、自分たちはそれを跳ね返してここに立っている。もう一度、覆せるようにピッチで表現したい」と話していた。