セレッソ大阪MF清武弘嗣は復帰後も順調　新潟との最終戦も出場へ　

FW上門知樹（右）と競り合うMF清武弘嗣
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　C大阪は29日、今年最後の公開練習を大阪・舞洲で行った。

　ホーム最終戦となった25日の京都戦（ヨドコウ）で後半25分から途中出場し、385日ぶりにリーグ戦復帰を果たしたMF清武弘嗣（34）はフルメニューを消化。リーグ最終戦となる来月3日の新潟戦（デンカS）にも、時間は限定的ながら出場する見込みだ。

　2月11日の練習中に左ハムストリング筋を損傷。7月12日の天皇杯3回戦・大宮戦（ヨドコウ）で復帰したが、同28日に同箇所を手術し再び離脱と、苦しいシーズンを送ってきた。出場後のリバウンドはないといい「最後に復帰できて良かったですし、ここまで支えてくれた方々の前で残り1試合、自分が楽しくプレーしている姿を見てもらえたら。純粋にサッカーは楽しい」と、プレーできる喜びにあふれている。

　来季はクラブ設立30周年を迎えた節目のシーズンとなる。「今年で契約が終わりなので、特に言うことはない」と去就については明言を避けたが、京都戦で披露したプレーはブランクがあってもまったく錆びついておらず、C大阪にとって不可欠な戦力であることには変わりない。完全復活を目指す来季へ向けて弾みをつけるために、背番号13にとっても新潟戦は重要な一戦となる。