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JFA田嶋会長 北朝鮮、シリアと同組の26年W杯アジア2次予選で中立地開催も「致し方ない」

[ 2023年7月30日 18:33 ]

日本サッカー協会の田嶋会長
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(65)が30日、臨時評議委員会後にオンライン取材に応じ、26年W杯アジア2次予選(11月)で日本代表が外務省から退避勧告などが出ているシリア、北朝鮮と同組となったことについて言及した。

 27日に行われた米国、カナダ、メキシコで共催される26年W杯アジア2次予選(11月)の組み合わせ抽選会で、世界ランク20位の日本はシリア(同94位)、北朝鮮(同115位)、1次予選のミャンマー―マカオの勝者と同組となった。

 田嶋会長は中立地開催について問われると「ホーム&アウェーでやることがフェア」としつつ「相手がそれを望むのであれば、我々の代表チームの選手たちが納得できるところなら致し方ない。シリアは実際にそうしてきた」と過去にシリアと中立地で戦った例を出して理解を示した。

 また、日本代表が2次予選から参加すべきかどうかについてもアジアサッカー連盟(AFC)に提案したことを明かした。「我々が意見を出したのは事実。議論はしてくれたが、日本とやりたいという国の意見が非常に多かったということ。我々としては10―0という試合を少なくしようと提案したが、日本や韓国、オーストラリア、サウジアラビアとやることの意義を主張することが多かった。議論はしたがこのような結論に達したということです」と説明。一部の国からは賛同する意見もあったというが「今と同じやり方が妥当であるという結論で報告を受けました」とした。

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