FC東京・東慶悟　J30周年記念スペシャルマッチでの連敗ストップへ闘志「勢いに乗れるように」

FC東京のMF東慶悟
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　FC東京の元日本代表MF東慶悟（32）が11日、翌日に国立競技場で開催されるJリーグ30周年記念スペシャルマッチのホーム川崎F戦に向けて取材対応し、連敗ストップへ「国立だったり、そういう素晴らしい舞台で勝って、勢いに乗れるようにしたい試合だなと思います」と意気込みを語った。

　6日のアウェー札幌戦では、今季ワーストの5失点で1―5大敗。東はこの日、オフ明けの9日に選手間でミーティングを行ったことを明かした。開幕からなかなか波に乗れず、福岡、札幌のアウェー2連戦で連敗。順位も11位まで後退した。「迷いは間違いなくあると思う。同じ絵をピッチに描けていないことは、皆さんもサッカーをよく見ているので分かると思います。それが現状抱えている（チームの）問題なのかなと思います」。背番号10も苦しいチーム事情を包み隠さず打ち明けた。

　そんな苦境を打開するために行った選手間ミーティング。東は「（長友）佑都さんや森重選手中心に話をした。切り替えとか、球際とか、そういったところは選手だけでやれる。もう1回、そういう話しをして、練習に臨んでいるんで、そこはやっていきたい」と今後へ向け前向きに話した。

　多摩川クラシコは7連敗中だが、改修後の国立ではルヴァン杯制覇を果たした試合も含め、3戦全勝。縁起がいいスタジアムで、復活の足がかりとなる白星を上げられるか。注目の一戦は19時半にキックオフする。