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J2首位の町田が第2目標「14試合勝ち点30」クリア ルーキー平河が同点弾で価値あるドロー

[ 2023年5月7日 20:05 ]

明治安田生命J2リーグ第14節   町田1―1岡山 ( 2023年5月7日    町田GIONスタジアム )

<町田・岡山>岡山ゴール前で競り合う町田FWミッチェル・デューク(中央)と岡山DF柳育崇(左から2人目)ら
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 首位の町田が1点のビハインドを追いついて貴重な勝ち点1を獲得し、J2優勝へ自ら設定した第2関門「14試合で勝ち点30」をギリギリでクリアした。

 岡山はリーグ最少の1敗と“負けないチーム”同士の対戦。前半16分にロングカウンターから一発を許し、今季もっとも早い時間帯に先制点を許した。それでも後半10分、ペナルティーエリア左でこぼれ球を拾った大卒ルーキーFW平河悠がカットインから右足を振り抜き、今季3点目で試合を振り出しに戻した。前線では古巣戦となったFWミッチェル・デュークらが、岡山DFヨルディ・バイスにDF柳育崇というJ2屈指のセンターバック陣と激しい空中バトルを展開。雨のスタジアムを沸かせた。

 初のJ1昇格を目指す町田はシーズン3分の1を終え、首位で勝ち点を30に乗せた。高校指導者からJリーグ初挑戦となる黒田剛監督は、勝ち点90でJ2優勝という最終目標と「1クール7試合で勝ち点15」という中間目標を設定した。第1クールは6連勝を達成し、同19で貯金4。第2クールはその貯金を生かす形でクリアした。

 「勝ち点3を取りには行ったけれど、選手たちはよくやってくれた」と評価した指揮官は「21節までに勝ち点45到達が次の課題。そこへ向けてまた一丸となり頑張っていく」とあらためて宣言。平河も「貯金2を積めれば良かったけど、次に3を取ればまだ貯金できるし、首位をどのチームにも与えない強さを出していきたい」と力強かった。

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2023年5月7日のニュース