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川崎F ホーム初白星&3連勝で6位浮上 決勝点の脇坂「気持ちの入ったゲームができた」

[ 2023年5月7日 18:47 ]

明治安田生命J1第12節   川崎F1―0鳥栖 ( 2023年5月7日    等々力 )

<川崎F・鳥栖>後半、脇坂がゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 川崎Fがホームで鳥栖を1―0で下し、3連勝を飾った。後半7分にFW家長昭博のクロスをMF脇坂泰斗が胸トラップから右足で流し込み、決勝点を挙げた。リーグ戦では今季ホーム初白星。一時は15位まで沈んだチームが6位まで浮上し、王座奪回へのエンジンがかかり始めた。

 横殴りの雨の中、本拠地で欲しかった白星を手にした。脇坂は「ホームで勝てていなかったので、絶対勝ち点3が必要だと全員分かっていた。気持ちの入ったゲームができた」とうなずいた。0―0で折り返した後半から、チームの攻撃のギアは一段アップ。クロスバーとポストを直撃するシュートが続いた後、脇坂が試合を決定づけた。

 「アキさん(家長)がああいったトリッキーなパスをするのは分かっている。(宮代)大聖が受けに行っているけど、僕の動きが見えてフリックできるようなうまい選手なので、それを狙って入った。思った以上に(相手のセンターバックの)田代選手が大聖に食いついたので、自分のところに流れてきた。意外と冷静にGKの動きも見えて、取りづらいところに流し込めば入るかなと思って打ったらきれいに入った」

 ゴール後は、今季から取り入れるアントニオ猪木さん(享年79)の「1、2、3、ダァー!」のゴールパフォーマンスを披露。スタジアムには大合唱が響いた。

 鬼木監督は「まだまだ2点目、3点目も、自分たちの力からしたら取っていかないといけない。それでも連戦のきつい中、暑さや雨など難しい環境の中で集中を切らさず、2試合連続失点ゼロで抑えたところなどは選手の成長を感じる。またここから続けていきたい」と総括した。

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