新潟・堀米　4連敗阻止へ勇気持って仕掛ける

サポーターへ勝利を届けようと意気込む堀米
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　J1新潟は7日、ホームで柏と対戦する。前節3連敗を喫した横浜FC戦後、ブーイングしたサポーターに戦う気持ちを見せることを誓ったDF堀米悠斗主将（28）は、勇気を持って仕掛けることで活路を見いだす。

　もうサポーターを失望させない。堀米主将は攻めの姿勢を見せるために髪を切り、黒髪を金髪にした。「次の試合に懸ける思いは強いし、サポーターに“次を見てくれ”と言ったからには、気持ちを見せるだけでなく勝ち点3を取らないといけない」と強い思いを口にした。

　横浜FC戦終了後、4000人を超えるサポーターにあいさつした際にブーイングされた。堀米はフェンス際まで歩み寄り「これだけいいサポートをもらって結果が出なくて申し訳ない。次を見ていてくれ」と再起を誓っていた。「サポーターの気持ちは大事にしているし、どれだけの労力をかけてアウェーまで来てくれているか分かっているから、非常につらい夜だった」と振り返った。

　だからといってこれまでの戦い方を変えるつもりはない。「前節はゴールに向かえるシーンでもやめる判断が多かった。勇気を持ってチャレンジするプレーが必要。そのトライを認める空気づくりも大事」と話し、この3日間はポジションごとに話し合いの場を設け、よりゴールに向かうためのアイデアを共有した。「試合の中でうまくそれが出せればいいイメージとして残る。スピードアップやタイミングが試合の入りで共有できれば積極的にいける」と先手必勝を目指す。

　「ブーイングもしっかり受け止めているし、応援されるのは当たり前ではない。感謝の気持ちを伝える唯一の手段が結果だと思う」。連休最後に応援に駆けつけるサポーターを勝利で笑顔にする。