カズがポルトガルデビュー！56歳海外5カ国目　プロ38年目シーズンようやくスタート

＜アカデミコ・デ・ビゼウVSオリベイレンセ＞公式戦初出場を果たした三浦知良
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　ポルトガル2部オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良（56）が22日、4―1で制した敵地のアカデミコ・デ・ビゼウ戦で初出場した。

　14日のファレンセ戦に続くベンチ入り2戦目で3点リードの後半45分からブラジル、イタリア、クロアチア、オーストラリアに続く海外5カ国目となる新天地デビュー。出場時間はアディショナルタイムの5分程度にとどまり、ゴールに絡むことなく試合もそのまま終了したが、ようやくプロ38年目のシーズンをスタートさせた。

　入団時の体力測定では20歳レベルの数値を披露。ペレイラ監督を「夢のために犠牲を払ってきた証拠」とうならせたが、ぬかるみやすいピッチで筋肉系の疲労や炎症を抱えた。思うように状態を上げられずにベンチ外が続いたが、加入11戦目で初出場し、地元メディアも「カズ・ミウラが2部デビュー。ポルトガルで最年長選手に」と記録更新を伝えた。

　「1分でも長くピッチに立ち、勝利に貢献できるようなプレーをしたい」と訴えていたカズ。シーズン終了まで残り5試合で勝利を呼び込む一撃を狙う。