FC大阪が“聖地・花園”でJ昇格後初勝利！　今季初複数得点で連敗ストップ

明治安田生命J3リーグ第6節   FC大阪3―1今治 （ 2023年4月9日    花園 ）

　FC大阪が聖地・花園で待望の初勝利を手にした。今季負けなしだった今治相手に3―1の逆転勝利。連敗を3でストップさせ、今季2勝目を挙げた。

　1点ビハインドの前半46分、鋭いカウンターからFW久保吏久斗（26）が同点弾。後半14分にはスローインの流れから最後はFW島田拓海（26）が左足でねじ込んで逆弾に成功した。同37分にはCKのこぼれ球をMF利根瑠偉（30）が豪快ミドル。これまでの試合では多くのチャンスを作りながらモノにできなかったが、J3昇格後初の複数得点で殻を破った。

　久保は「ホームで3戦目で勝利を届けられた。結果につながって良かった。（得点は）練習からやってきた形で、チーム全体の意思疎通ができた全員で取ったゴール。連勝できるかできないかでチームの雰囲気は違う。死に物狂いで勝利をつかみにいけるようにしたい」とコメント。花園はラグビーの聖地で、今季からは19年ラグビーW杯でも使用されたメーン会場の第一グラウンドをホームスタジアムとして試合を開催している。今後に弾みが付く1勝となった。