C大阪　FWセアラが2戦連続2発も4試合ぶり黒星　MF阪田がリーグ戦デビュー

明治安田生命J1リーグ　第7節   札幌3―2C大阪 （ 2023年4月9日    ヨドコウ桜スタジアム ）

＜C大阪・札幌＞後半、競り合うC大阪・阪田澪哉（右）（撮影・岩崎　哲也）　
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　C大阪はリーグ戦4戦ぶりの黒星を喫し、再び借金生活に逆戻りした。

　FWレオ・セアラ（28）が0―1の前半14分にPKを決め、1―2の後半16分には左サイドからFWカピシャーバ（26）のクロスに頭で合わせてゴールネットを揺らし、自身2戦連続となる2得点で2度追いついたが、それぞれわずか1分後、3分後に勝ち越しを許して流れをつかみきれなかった。特に守備面で、札幌のサイドチェンジや斜めの動きへの対応に苦しみ、小菊昭雄監督は「非常に微妙なタイミングのところですが、微妙なところを合わせていかないといけない」と敗因を挙げた。

　敗戦の中での光明は、ルーキーMF阪田澪哉（18）のリーグ戦デビューだ。昨年の全国高校サッカー選手権で東山（京都）を準優勝に導いた立役者は、後半35分からカピシャーバに代わって途中出場。果敢にドリブルで仕掛ける姿勢を見せた。得点には結びつかず「自分のところでチャンスがもっと作れたら良かった」と唇をかんだが、小菊昭雄監督（47）は「厳しい状況での出場でしたが、果敢にチャレンジしてくれました」と一定の評価を与えた。