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新生森保J“三笘システム”でキックオフ!初陣1号で26年W杯“代表切符”だ

[ 2023年3月24日 04:55 ]

国際親善試合   日本―ウルグアイ ( 2023年3月24日    国立 )

ランニングする田中、三笘(中)、上田(右から4人目)らイレブン(撮影・西海健太郎)
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 世界ランク20位の日本代表は24日、東京・国立競技場で同16位のウルグアイ代表とW杯後初の国際親善試合を行う。第2次政権初陣を迎える森保一監督(54)は23日、公式会見でMF三笘薫(25=ブライトン)を「4―2―3―1」の布陣で先発起用することを明言。過去7大会のW杯で指揮を執った監督の初戦で1号を決めた選手はW杯に出場しているだけに、三笘が初陣ゴールで“W杯当確”ランプをともす。

 日本サッカー界で最も旬な男が森保ジャパンのスターティングメンバーに名を連ねる。W杯で世界を驚かせた日本の新体制とあって注目が集まる中、森保監督は「今日の練習を見て決めるが三笘は明日先発で使う」と力強く明言。さらに、W杯で勝負手として採用した「3―4―2―1」から発足当初に志向した「4―2―3―1」へ転換することも宣言した。

 三笘がウイングバックよりも高い位置を取り、攻撃力が生かされる4バック。日本の将来をも見据えたシステム変更について「これがベースになっていくのかどうかチャレンジしたい」と語った。

 新体制第1号の期待も高まる。第1次森保ジャパンで、オウンゴール(第1号)後に得点した南野を含め、その後のW杯で指揮を執った監督の初戦で最初にゴールを決めた選手はW杯に“7大会連続”出場してきた。三笘は過去に出場した代表戦13試合のうち、得点かアシストをした6試合は全て勝利している。自分が輝けば、チームの勝利に直結するだけに、「毎試合結果を出してチームの勝利に貢献することが大事になる」とやる気を見せている。

 昨年のW杯では合流前の体調不良もあり全4試合で途中出場したが、1次リーグ・スペイン戦では勝利につながるアシスト「三笘の1ミリ」で話題をさらった。「力がないからサブというわけじゃない。先発でできる力はあった」と指揮官の信頼は変わらず厚い。切り札から絶対エースへ。国立のピッチが、そのターニングポイントになる。

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2023年3月24日のニュース