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新生森保ジャパンはドロースタート 途中出場の横浜MF西村がファーストタッチで初陣1号

[ 2023年3月24日 21:27 ]

国際親善試合   日本1―1ウルグアイ ( 2023年3月24日    国立競技場 )

<日本・ウルグアイ>後半、西村が同点ゴールを決める(撮影・小海途 良幹)
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 世界ランク20位の日本は24日、W杯後初の国際親善試合で同16位のウルグアイ代表と対戦し、1-1で引き分けた。

 第2次政権初陣の森保ジャパンはW杯で採用した「3-4-2-1」から「4-2-3-1」にシステム変更。“予告通り”MF三笘を先発で起用するなど若い布陣で挑み、チャレンジを求めた。

 その三笘は前半9分に左サイドをドリブルで駆け上がるなど、見せ場をつくる。同21分、DF菅原の縦へのスルーパスに反応したFW浅野が右足を振り抜くも、惜しくもゴール右に外れた。同34分には、ゲーム主将を務めたMF遠藤の縦パスをMF堂安が頭で折り返し、チャンスメークするなどウルグアイゴールに迫った。

 しかし、前半38分、ウルグアイMFバルベルデが右クロスのこぼれ球を右足でボレー。シュートは右ポストに弾かれたが、そのまま前に詰めて頭でゴール左に押し込み、先制点を奪われた。

 1点を追う日本は後半9分、三笘が中央をドリブル突破し、前線の浅野にラストパス。左足でシュートを放つも、相手GKに阻まれた。

 新体制1号が生まれたのは後半31分。MF伊東からの右クロスに、ゴール前でフリーになったMF西村が左足で流し込んだ。ピッチに入った直後のファーストタッチで見事に同点弾。これまでW杯で指揮した監督の初陣でゴールを決めた選手は“7大会連続”でW杯に出場しており、縁起のいいゴールをゲットした。

 国立競技場には6万1855人が詰めかけた。サポーターの大声援に勝利を届けることはできなかったが、新生森保ジャパンを印象つける一戦となった。

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