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DAZN 米女子サッカー・NWSLのリーグ戦とカップ戦の放映権を獲得

[ 2023年3月24日 17:30 ]

DAZNが米女子サッカー・NWSLのリーグ戦とカップ戦の放映権を獲得した
Photo By 提供写真

 スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は25日に開幕するアメリカ女子サッカーリーグ「ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ」(以下、NWSL)の2023年シーズン(プレーオフも含む)ならびに、4月20日に開幕するカップ戦「NWSLチャレンジカップ」の放映権を獲得したと発表した。

 NWSLは、2013年に全8チームによりスタートし、11年目を迎える今シーズンは全12チームによって争われる。22年シーズンの1試合平均入場者数は7000人以上と高い人気を誇り、昨年の開幕戦では平均1万人を突破し、過去女子ワールドカップ、オリンピックで各4度の優勝を果たしているアメリカ代表選手も数多くプレーしている。過去に2度優勝経験のあるノースカロライナ・カレッジは女子プロテニスプレーヤーの大坂なおみが共同オーナーを務める。また、昨季から参入したエンジェル・シティーFCは、ハリウッド俳優のナタリー・ポートマン、元女子プロテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズ氏の夫アレクシス・オハニアンさんらが共同オーナーに名を連ねるなど、アメリカ国内での人気は高まるばかりだ。

 また日本人選手も複数在籍しており、今年の女子ワールドカップで活躍が期待される遠藤純(エンジェル・シティーFC)、杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)、三浦成美(ノースカロライナ・カレッジ)のプレーに注目が集まる。さらに、なでしこジャパンがワールドカップで優勝した際の中心メンバーだった永里優季(シカゴ・レッドスターズ)、川澄奈穂美(NJ/NY ゴッサムFC)のベテラン2人も健在ぶりをアピールしている。

 一方のNWSLチャレンジカップは、2020年の新型コロナウイルス感染症拡大に伴いリーグ戦が中止となった際に実施されたカップ戦。初年度はトーナメント方式だったが、翌年以降はリーグ戦に変更され、12チームで争われる今季は開催時期もシーズンと並行して行われることが決定した。そのため、選手起用を含めて、各チームの指揮官の采配ぶりも大きな見どころとなる。

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2023年3月24日のニュース