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西村拓真「もっと新しい風を起こしたい」 新生森保ジャパン初陣1号も「まだまだW杯組との差は大きい」

[ 2023年3月24日 22:22 ]

国際親善試合   日本1―1ウルグアイ ( 2023年3月24日    国立競技場 )

<日本・ウルグアイ>後半、ゴールを決めた西村(左)はアシストした伊東と喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 日本代表MF西村拓真(26=横浜)が、ウルグアイ戦で0―1とリードを許した後半29分から途中出場。ピッチに入った2分後にファーストタッチで同点ゴールを決め、1―1の引き分けに貢献した。

 昨年のW杯カタール大会で日本代表メンバーには選出されなかった男が森保ジャパン第2次政権初陣で貴重な同点ゴールを決めた。西村は投入直後の後半31分、MF伊東からの右クロスをフリーとなってゴール前に飛び込み左足で押し込んだ。ピッチに入った直後のファーストタッチで見事に同点弾。これまでW杯で指揮した監督の初陣でゴールを決めた選手は“7大会連続”でW杯に出場しており、縁起のいいゴールをゲットした。

 西村は試合後、同点ゴールについて「前日練習や純也君と今日話し合っていて、あそこ入ってこい!と言われていたので、その通りになりました」と、アシストをマークしたMF伊東に感謝のコメント。森保監督からは「前からのプレッシングだったり、ペナルティーエリア内に入っていくことを言われてました」と指示を受けたことを明かした。

 自身にとっては幸先のいいスタートとなったが「まだまだ正直、W杯組との差は大きいですし、僕たち新しい選手がどんどんギラギラして、もっと結果出して脅かしていくつもりでやっていかないとレベルアップにも繋がらない。まだまだ物足りないですし、上を目指してやっていきたい」と満足していない様子。

 最後に次戦へ向け「アピールという認識はないですけど、チームが勝つために自分の存在価値をどんどん示して新しい風を起こしたいと思います」と意気込んだ。

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