鎌田大地はドルトムント移籍決定か　5年契約、年俸最大約8億5000万円で合意と地元メディアが報道

Eフランクフルトの鎌田（ゲッティ＝共同）
Photo By ゲッティ＝共同

　今季限りでドイツ1部Eフランクフルトと契約満了を迎え、去就が注目されている日本代表MF鎌田大地（26）に関し、24日付のフランクフルター・ルントシャウ紙（電子版）など複数の地元メディアがドイツ1部の強豪ドルトムントに移籍することで合意したと報じた。

　同紙によると、契約期間は5年。年俸は550万ユーロ（7億8650万円）から600万ユーロ（8億5800万円）で、Eフランクフルトでの2倍以上にアップ。さらにフリー移籍にともなう契約ボーナスについても交渉中という。

　鎌田はEフランクフルトとの契約が6月で満了。今季公式戦30試合で13得点と活躍している司令塔に対し、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、リバプールなど欧州のビッグクラブが獲得に動いていると報じられていた。

　ドイツ1部優勝5回、ドイツ杯優勝5回を誇るドルトムントは現在リーグ2位。元日本代表MF香川真司（現C大阪）が2010～12、2014～19年に所属した。中盤の要となっているイングランド代表MFベリンガムが今夏に移籍する可能性が高まっており、その後釜候補として鎌田に白羽の矢を立てたとみられる。現地メディアによると鎌田側の代理人とドルトムントのケール・スポーツディレクターが22日に会談し、交渉を行っていたという。