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鹿島・岩政監督 7季未勝利の川崎F戦へ意気込み「普段の1試合よりも意味合いは大きい」

[ 2023年2月24日 14:03 ]

川崎F戦に向けて意気込みを語った鹿島・岩政監督(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 開幕戦を白星で飾った鹿島の岩政大樹監督(41)が24日、7季未勝利の川崎F戦(25日、カシマ)を前にオンラインで取材に応じ「このクラブの歴史で川崎Fはライバルチームの一つであり、7年間彼らに覇権を譲ってきたクラブでもある。この試合の持つ意味はおそらく普段の1試合よりも大きいと思っている」と語った。

 開幕戦の快勝でプレシーズンの不振を払拭し、メンタル的にも充実した状態で序盤の大一番を迎える。指揮官自身も選手の雰囲気が好転したと肌で感じているといい「本当にサッカー選手というのは少年だなと改めて思った。無垢で純真な少年たち。一つ勝つだけで先週まで入らなかったシュートが入る。非常にやりやすい状況になった」と手応えを口にする。

 監督代行として指揮した昨年2月の対戦ではミスから失点すると追加点を許して0―2で敗戦。コーチから監督に就任した同8月の対戦では監督として初黒星を喫した因縁の相手でもある。岩政監督は「(川崎Fは)質が高いし、さすがだなと感じた」と対戦相手をリスペクトしつつ「以前ほど奔放で色々なバリエーションで攻めてくるよりも、自分たちの形が明確に見えるチームになった。このあたりは選手の入れ替えも含めて良くも悪くもというところがあると分析している」と話した。

 川崎FはDFラインに故障者などが続出してベストメンバーが組めないことが予想されるが、岩政監督は「僕たちも最終ラインと前線に選手を欠いている。すべて同じ状況」と気を引き締めていた。
 

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