神戸MF山口「神戸にとって開幕戦は特に大事」　昨年は開幕から11試合勝ちなし

神戸・山口
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　神戸はあす18日にリーグ開幕・福岡戦（ノエスタ）で、2年ぶりの開幕星を狙う。19年から所属するMF山口は「開幕戦は（神戸にとって）特に大事。僕は4年間いて、開幕で勝ったのは一昨年の1回だけ。そのときは3位に入った」と強調。昨年は開幕から躓き、リーグ戦初勝利は開幕から12試合目（5月14日・鳥栖戦）まで待たないといけなかった。終盤の連勝で13位フィニッシュだったが、一時は最下位に沈むなど苦しいシーズンを過ごした。

　ただDF酒井高徳が「話し合いとかはしていない。個々で感じることはあったと思う」と言う通り、FW大迫勇也を含めて日本代表歴を持つベテラン勢がプレシーズンから状態の良さを披露。「おのおの開幕からのスタートダッシュは意識していると思う。これがあるべき姿だし、まずはピッチで表現したい」。昨年の反省を踏まえ、例年以上の仕上がり具合に自信を見せた。

　元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやDF菊池流帆の出場は微妙だが、個々の能力の高さはJ屈指。34分の1試合ではなく、大きなウエートを占める1戦として、全力で勝ち点3を奪う。