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【鹿島・岩政監督一問一答】 開幕戦へ「いよいよ始まるなという気持ち」

[ 2023年2月17日 15:16 ]

鹿島の岩政大樹監督
Photo By スポニチ

 開幕戦を控えた鹿島・岩政監督が17日、オンラインで取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。

 ――現在の心境と開幕戦に向けた意気込み。
 「いよいよ始まるなという気持ちですね。シーズンは長いので、これから始まる戦いに向けて、覚悟を決めなければいけないなというような状況ですね。(京都戦は)これから始まる戦いの一発目として、はつらつとプレーしてほしいなと思いますし、新しい、そして若い今の鹿島の選手たちがこれからの覚悟をピッチ上で見せてくれるような試合にしたいなというふうには思っています。そのうえで一歩一歩前進していくようなシーズンにしたいですし、その一歩目としてまず勝ち点3を獲りたいというふうに思っています」

 ――京都の印象。
 「もうチョウさんのチームに完全になっていますし、3年目ですかね、2年間で積み上げたものをベースにというのは、メンバーを大きく変えていないことも含めて、感じられるチームですから、完成度が僕たちと違って高いわけですからね。それに対して、いかに戦うのかっていうのは考えないと、当然難しい相手だと思いますね」

 ――開幕までの準備の手応え。
 「これ、よく聞かれるんですけれど、おそらくこれもどの監督さんも同じだと思いますけれど、シーズン入って、何試合か勝ち点が出たときに言わないと、いろいろ揚げ足をとられる言葉だなというふうに思っています。 これはシーズン前の準備とまったくそのあとの結果というのは変わってくるものが毎年の常なので、ここはいい手応えです、って言って結果が出なかったのときのリスクがありすぎて、あまり言いたくないです。僕が見たかった組み合わせとか、バランスとか、こういう変化をさせるとどういうふうなことが選手たちのなかで起こるのかということをとにかく見るのがこの6週間だったと思いますから、それは開幕前に見たかったものはしっかり見られたと。それはケガ人もほとんど、昌子とか数人は出ましたけれど、それ以外はしっかり順調に、筋肉系ほとんど出ずに進みましたので、そこはよかったなというふうに思っています」

 ――開幕戦で表現したいこと。
 僕らはチャレンジャーだっていう話を最近、よくしますね。やっぱり鹿島っていうのは常勝クラブだったクラブであって、今、常勝クラブなわけではないですよね。もう何年もタイトルを獲っていないわけですから。 もう一度タイトルを獲り続ける常勝クラブになりたいっていうのは僕たちの今の願いであって、その道のりに今いて、その立場っていうのはやっぱりチャレンジャーじゃなければいけないんですけれど、今年、でも守りに入るような感覚になるところがあります。 これでは僕たちが表現したいようなイキイキとした、今川崎やマリノスがやっているような、選手たちが楽しそうにハードワークするようなサッカーにはならないですね。それをこの箍を外して、選手たちにチャレンジャーとして思いっ切りプレーを楽しんでもらえるようなサッカーをしてほしいなと思いますし、そういう枠組みをつくっていきたいなというふうに思っていますから、その第一歩としてサポーターにそれを示せるような試合にしたいですね」

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2023年2月17日のニュース